ちょっと独り言ですが…

2017年5月20日(土) 409 / 0

こないだ、生体販売の店について書いていた方がいましたが、それを読んで思い出した事が。

20数年前、私が10代の頃の事ですが、ホームセンターの敷地内にある生体販売してる店でトリマーをしてました。
かなり昔の事なんで正確には思い出せませんが、覚えてる事だけ。

ある日、朝出勤すると猫さんが亡くなってました。当時はあんまり猫さんとかいなかったんですけど、多分ペルシャかチンチラだったような気がします。
長毛だったので。

突然のことだったので、出勤してホントにビックリしたんですけど、何とエイズに罹ってたそうです…。
多分、オーナー家族以外知らなかったと思う。

とりあえず、病気の子を普通に売りに出してたのが信じられない。
更に、その後がもっと最悪で何と新聞紙に包んで生ゴミ扱いで出してました…。
酷いと思ったので何やかんや言ったと思うんですけど、取り合ってもらえなかった…。

今の私ならケンカになったとしても引き取って確実に弔ってあげますけど、当時の私にはそんな事出来ませんでした。
…猫さん、ゴメンね。

今思えば、管理状態は良くなかったです。
というより、最悪でした。
他にも、『はぁっ！？』と言いたくなるような事も多かったです。

生後2〜3ヶ月？くらいのハスキーの子が全然大きくならなくておかしいと思ってた調べてみたらシラミがいました。
そのせいでなかなか大きくならなかったんですね。

ノミ取り櫛で全身のシラミを取り除いて、薬用シャンプーをして…ってのを数回繰り返してようやくマシになって来たかなって頃に、私が休みの日に誰かに見初められて旅立って行きました。
見送れなかったのが残念でしたが、2週間くらいした頃に飼い主さんが店に連れて来たんですけど、倍以上の大きさに成長してました(*'▽'*)
それを見て気付いてあげて良かったなーって思いました。

とりあえず、動物達への扱いがホントに最低だったので、耐えられなくて半年程で辞めました。

隔離している病気の子(その時はハスキーの仔犬がパルボに罹ってました…)の悲痛な鳴き声を聞きながら、半泣きになりながらカットやシャンプーしてましたけど、家に帰って泣いてました。
辞める前は耐えられなくて泣いてた事が多かった気がします。

辞めて随分後にその店の話を聞きましたが、有名だったみたいです。悪い意味で。
その頃にはもうその店は潰れてましたけどね。

そこは極端だったとは思いますが、今のペットショップを覗いてみても流行りの子達ばかりで何だかなぁ〜…という気になってしまいます。
砂やおやつを買いに行くのでどうしても目に入ってしまいますけど、近所の店はもう犬は1匹も居ません。
全部猫に代わってました…。
…何だかなぁ。

ちなみに、そのサイテーな店を辞めた後にトリマーの専門学校に通って改めて勉強しました。
が、実習に関しては既に身についてたので凄くラクでした（笑）
それについてだけは働いて良かったと思いました(^_^;)

その後はトリマーはやってません。
当時、家にスピッツ(先々代)がいたのでシャンプー以外の事はたまにやってましたが。

そういえば、今はホームセンターとかにセルフで出来るとこあるから便利ですよね。
家で家庭用のドライヤーで乾かすなんてマジで大変ですから。
でも洗うのみでカットとかはダメなのが残念。
ま、普通はカットまでしないか…（笑）

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