迷子のｾﾅ3【脱走3日目】+京都市伏見区より迷子猫のお知らせ

2017年5月25日(木) 2017-05-25T11:37:51+09:00 304 / 2

本日はセナのお話の前に迷子猫のお知らせです。

京都市伏見区から広範囲で5匹の愛猫さんを捜されている春野さんの日記のURLを掲載いたします。

春野さん日記URL


迷子猫と聞きとても他人事とは思えず、このような措置をしております。
近隣にお住まいの方、そちらの地域にお知り合いがいらっしゃる方は是非拡散して頂ければ幸いです。

1日も早い再会をお祈り申し上げます。

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セナがいなくなって3日目、少しずつセナを思い出しても平静を保てるようになってきました。
日々自分がやるべきこと、これからできることを考えながら過ごしていたように思います。
この日から旦那も仕事に出始めたため、捜索の人出と時間が減ることになりました。

朝自宅前の置き餌を確認すると、量が減っていました。
必ずしもセナが食べているという保証はありませんが、何だかセナが生きてくれている証のようでほっとしたところもありました。
餌を補充し隣に水も用意して置き、仕事へ行く準備を始めました。
同時に前日病院でもらった助のしこりの薬を飲ませます。
錠剤と液体を与えたのですが、ただでさえ精神的に消耗している所で、嫌がる助に薬を与えるという苦行を強いられ、本当に胸が締め付けられる思いでした。
日中の空き時間は常に調べものです。
書き込んだ掲示板に何か情報が入っていないか、もっと有力な手段はないのか、他にやるべきことはないか。
冷静になるよう心掛けつつも、やはり頭の中はセナの事でいっぱいでした。

仕事から帰宅してからはすぐジャージに着替え、荷物をまとめて捜索に向かいました。
捜索時の服装はできるだけいつも似たような格好にすることにしました。
ただでさえこれまで近所づきあいというものをしてきておらず、しかも今住んでいる所はここ数年で移り住んだ土地の為、見知らぬ人間がウロウロしていると必ず怪しまれます。
しかも1度2度あって少し話しただけの人間はあまり印象に残りません。
なので私はいつも少しでも印象に残るよう、髪を結び、メガネをかけ、黒っぽいジャージを着るという格好で統一して捜索するようにしていました。
この日の捜索も1時間ほどでしたが、同時に昨日配りきれなかったお宅へのポスティングも行っていきました。
本当は1件1件インターホンを押して直接手渡ししたいところでしたが、時間的にそれほど猶予が無い事と、割と居留守をつかわれる方も多くその分のロスも大きい為、チラシはひたすらポストへ突っ込んでいくか、通りすがりの方に配るのみでした。

この日からは何時までと時間を決めて、捜索を行いました。
暗闇での捜索はセナが自分から現れてくれでもしない限り発見が難しい為、リターンよりリスクの方が上回ると考えました。
当たり前の事ですが、普段やるべきこともしっかりこなしていかなければなりません。
セナが戻ってきたとき、家の中がめちゃくちゃになってしまっていては意味がないのです。
日々の生活を守りつつ、迅速にセナを見つけるためには気持ちや行動の明確な切り替えが必要だと考えていました。

結局特に何の情報も成果も得られることなく、この日も捜索を終えました。