親猫や兄弟がいるかもしれない?とか少し期待しながら!しかし一度もそれらしい姿を見た事が無い。
ところが、昨日はあの時ヒナを排水溝から出していたおじいさんに会えた。恐る恐る、「あのォ、この前猫を引き取ったモノですが・・・」と声を掛けるとすぐに思い出してくれた。
「ああ、あの猫は元気にしてるかい?」
「ええ、とても元気になってます。あの時は、慌てて詳しい話を聞けなかったので、あの猫はそこの排水溝にいたんですか?」
「あの日、朝から声が聞こえてて、探したらそこの中に居たんだよ。」
「やっぱりはぐれたんですか?」
「あそこの角に空き地があるだろ。あそこに3匹居て、その中の1匹みたいだ。」
などと色々話を聞いた。それによると、親猫はそこの近所に住み着いている野良ちゃんで、空き地に3匹居たのだが、そのうち1匹がヒナ。もう1匹は、近所のおばさんが引き取ったらしい。そして、もう1匹はカラスに襲われてしまったそうだ。
家に帰り、今はスクスクと育っているヒナを見ると、つくづく「縁」と言うものの不思議さを感じずにはいられない。

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