どこかに困っているニャンコがいれば飛んで行って助ける、
心の優しい素敵な女性です。
私にTNRという言葉を教えてくれたのも彼女です。
彼女が16年前に保護したニャンコの兄弟の男の子が、
夕べ旅立ちました…。
随分前から体調を崩していて、もうあんまり長くないね…
って言っていました。
昨日、仕事から戻った彼女がすごく慌てた様子で電話をかけてきて、
「ニャンコの様子がおかしい、もう時期がきたのかもしれない」、と…
ショックで頭が真っ白になって、
何も気の利いたことが言えませんでした。
1年半前に母親を看取った私ならわかるよね?
って電話をくれたのに、ただ涙がこぼれるばかりで…
今思えば、色々と言ってあげたいことがあったはずなのに…。
そしてそれからしばらくして、彼女のかわいいニャンコは虹の橋へと旅立ったそうです。
ブルーの瞳がとってもきれいで、おとなしくておりこうなシャムの男の子でした。
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何もできない私は、ただ泣いていて、
夜中も泣いて、朝も泣いて、ただそれだけ…。
一番つらいはずの彼女は、おそらく一睡もせず
今日は朝からニャンコの火葬に行き、
大事な仕事があるからと、午後からは会社に出勤しました。
私にはそんなことできないと思います。
ただただつらくて、仕事にも行かず、泣いて過ごすと思います。
気丈にふるまう彼女を、心の底から尊敬します。
彼女に保護されて、16年も愛されたニャンコは
本当に、本当に幸せだったと思います。
どうか安らかに…
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