
今月3日、3匹の子猫を保護しました。生後2週間くらいで、目が開いたばかり。保護時にはすでに2匹死亡で、生存3匹は生きているのが不思議なくらいの低体温で、ハエの卵がいっぱい付いていました。
使い捨てカイロ入りベッドとシリンジ(針の無い注射器)でのミルクの強制給餌で少しずつ元気になってきましたが、5日朝に茶トラの男の子のオチンチンと包皮の間にウジ虫発見。
朝1番で病院に駆け込んで、ウジ虫3匹を駆除してもらいました。先生によると、排尿障害が起こるかもとのことで注意していましたが、徐々におしっこの出が悪くなり、7日に別の病院へ。
オチンチンと包皮が癒着して、おしっこが出にくくなっていると言われ、局部に薬を塗るように指示されたのですが、血が出てきて自己流は断念。
8日午前中に、外科の名医と言われている先生のところに予約無しで飛び込み、何とか診てもらえたら、尿道口がふさがってきているのでおしっこが出ない状態だから、このままでは1日2日で尿毒症になる。包皮は関係無い、とのことで即入院手術となりました。
体重130グラム、全身麻酔、オチンチンの先端を3ミリ切除して、癒着していない尿道を出し、再癒着しないようにオチンチン表皮と尿道内側粘膜を3カ所縫合したそうです。
10日に退院して、今はちゃんとおしっこできているか、ミルクはちゃんと飲むか、毎日注意しながら世話しています。
ちなみに、おしっこを止めたり出したりするのは膀胱で、茶トラ君はおしっこ垂れ流しにはなりません。
死の淵から生還した子猫3匹は、生後1ヶ月になる今月20日以降に里親募集を始める予定です。ご理解のある方からの応募をお待ちしています。

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