
会社の脇で子猫におっぱいをあげているのが、悩みの種の母猫
お母さんはそのまま地域に残って、しばらく子猫を探し廻っていたのですが、まだ、その傷もいえない内に、どこかのオス猫に追いかけられて、とある家の屋根に登って、降りられなくなってしまった様です。
子猫を保護していた続きで、会社の事務所前で餌をあげていて、そろそろ不妊手術をさせたほうが良いのかなぁ…と、サクラ猫のシステムを調べていた矢先、1週間くらい姿が見なくなり、心配していたところ、数十メートル離れた家の屋根で見つけました
母猫は、ノラなので触ったり抱いたりする事はできませんが、子猫を保護した時、倉庫の扉を閉められてしまって、助けを呼んでいたところを、駅の構内に忍び込んでドアを明けて出してあげたところから、比較的なついているので、探しに行った私の姿を見つけたら、にゃおにゃお鳴いて、助けを求めます。
その時は、屋根の家の持ち主に事情を話し、屋根に近い窓のところから猫を呼んだら来たので、窓を開けっ放しのまま階段の方から誘導したら、上手い具合に降ろさせることに成功しました。
今から思えば、そこで保護してしまえば良かったのかも知れませんが、考えが至らず、また、オス猫に追われて、屋根に登ってしまいました。
助けたくて、様子を見ていたところ、オス猫はその家の庭の柿の木を伝って、いとも簡単に昇り降りします。
母猫も同じようにすればいいのに、降りられない様子です。

屋根の上から「帰らないで・・・」とばかりに、鳴いて訴えかける母猫
その話を、家の持ち主にしたところ、柿の木や周りの足場になりそうなところに網を張って対策をされました。
しばらく母猫の姿を、屋根の上でも見かけなくなり、気に掛けていたのですが、もしかしたら他で保護されていたりするのかなぁ…と、様子を見ることにしました)
するとまた、1週間くらい過ぎて様子を見に行ったところ、やはり屋根の上にいたのです(1週間の間には、姑が急逝したり、車が事故・故障したり、いろいろなことがあって、じっくりとは気をつけていませんでしたが、とても気になっていました)。
ガリガリに痩せて(る様に見えます)、でも屋根の上ではわりと元気そうです。
何とか降ろす対策をしていたのですが、家の持ち主に「やめて欲しい」と断られました。
(実は、降ろす算段のついでに、仕掛けの餌を食べさせていたことも、災いしていたかも知れません)
その家の人の話では、夜中にオス猫が来るらしく、屋根の上でギャーギャー鳴き喚く上、ドタドタと走り回り、寝られない為、気がおかしくなりそう…とのことで、かなりナーバスになられています。
また、「猫を捕まえて、一歩も出さないようにして下さい!」と、言われるのですが、「猫を家の中から通して降ろすのは、もうお断り」で、「保健所にでも言って何とかして欲しい」といわれます。
こちらも、猫が屋根の上で餓死したり、暑さで倒れたりしては嫌なので、県の動物愛護団体や、市の環境課、保健所などにも問い合わせしましたが、「ボランティアへ相談したみたら、、、」と相手にして頂けません。サクラ猫指定病院でも同様に、捕獲についてはボランティア任せです。
(小池東京知事もスローガンに上げる程なのに、現実は、個人の活動任せということを痛感し、がっかりしています)
Webでいろいろ調べてみても、近隣にそのような活動をされているボランティアさんが見つかりません(保健所に持ち込まれた子猫の保護はありましたが…)。探し方が下手なのでしょうか?
屋根の家の持ち主にご協力いただければ、何とか解決に結びつきそうなのですが、
「家の人たちを苦しませる猫が憎たらしい」→「人間より猫優先(と思われてる?)の私に対しても嫌悪」→「顔も見たくない」…といった状況で、とても協力をお願いできません。家の周りに近付かれたくないというサインがあちこちに現れてきてしまいました。
それまでは、とても親しみを持てる方だったので、こちらに関しても哀しいです。
また、昨夜、勇気を出して、家の持ち主に「猫がまだ屋根にいるので助けたい」旨を伝えたところ、
「痩せた黒猫が昼間、外を歩いているのを見たので、自分で降りられるから、放っておきなさい」と言われました。本当に、自分で降りられるなら、餌を求めてくると思うし、家の近くに行ったら、助けを求めて鳴かないと思います。
でも、正直なところ、せいぜい3メートル弱の高さから、降りられない猫なんているのか、疑問にも感じています。
母猫を捕獲さえできたら、今度は離さないための大き目のゲージも用意しました。
経済的にとても厳しいですが、有料で、緊急の不妊手術も受けさせたいと思っています(子猫はすごく上手に育てていましたが、いずれ、引き離される訳ですし、あんな風にオス猫に追いかけ回されるくらいなら、不妊の方がましと決意しました)。
猫にすごく詳しい方が、もし、この日記を読んでくださったら、お聞きしたいのですが、3メートルも無い高さの屋根から、下りられない猫なんて、存在するのでしょうか(初めての出産と思われる、とても若い、軽そうな猫です。子猫に、野鳥の狩りの方法も教えていたので、どちらかというと敏捷な方だと思います)。

裏側の、一番低い場所です。(今日見たら、真下に植木鉢がいっぱい置かれてしまっていました)
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