受け入れる能力・受け入れてもらえる能力...

2017年7月3日(月)

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都民ファーストの圧勝に
なんだか感動すらおぼえる...

コイン坊っちゃまの
召使いでございます

特別、推してるわけもなく...
特別、批判する気もなく...
...といったところ...

政治のこと...
詳しくはよくわからないが

政治に興味を持ち始め
毎日のようにニュースを
見入ってしまうようになったのも

小池氏が注目を浴びるようになってから
...というのが事実...

私は...社会のこととか世界のこととか
大して真剣に考えはしないけれど

「興味がなかったものを
　なんとなく興味をもつようになった」

...という結果は

引っ張っていく人の
精神的なものだったりが

伝わってきているのかもしれないなと
思うわけだ...
（パフォーマンスってのもあるだろうけど）

本日も出先で

どこぞのパート仕事の内容らしき
主婦グループの井戸端会議を耳にした...

「Aさんてさ、人の話、全く受け入れないよね」

...のようなタグイの会話だ...

そりゃあ一緒のグループの会話であれば
「そうだよね」と賛同する
...ということが井戸端会議の醍醐味だろう...

ひとまずこの会議メンバーが仮に
本当に常識ある正論を述べているとしよう...

...となるとその井戸端会議内では

「Aさんは人の話を全く受け入れない人」

「なにを言っても無駄な人」

...という人物像が
勝手に作り上げられてしまうわけだ...

そんな構図が出来上がってしまった時、

この会議メンバー全員で
Aさんに対し、正論で注意をしたとする...

Aさんはその「正論」を
素直に受け入れることができるだろうか...

Aさんが仮に

「自分の行いはきっと
正しくはないのだろうな」

...とわかっていた、
もしくは気づいたとしても

「はい、ごめんなさい...
　すべて私が間違っていました
　これからは気をつけます...」と

言われた直後からすぐに切り換えて
気持ちよく過ごせるのだろうか...

正直、私がAさんだったら自信がない...

「相手のことを思い注意する・叱る」

よくこんな言葉を耳にする..

もちろん必要なことだろう...

しかしながら
もし注意したい相手が

「こんな言われ方は嫌だな」

「そんな言い方しなくても」

「この人に言われるのは心外だな」

...というふうに受け取ってしまったら
正論を述べた意味は無い...

意味が無いどころか

「意見を押し付けられた」としか
受け取らないだろう...

「人の意見を受け入れる能力」が
必要とされるのならば

「強制されてるわけでもなく、
　なんとなくこの人の言うことは
　すんなり受け入れたくなる...」

「そう思われる能力」も

必要なのではないかと思う...

嫌いな政治家が何を言っていても
「はぁ？」と思うのと同様

なんだかこの人が言ってるのなら
興味が湧く...というのも

人間の心理でしょうからね...

もちろん何がどうひっくり返っても
非常識な人間は存在する...

近所に迷惑をかけるゴミ屋敷の住人や
町のものを勝手に私物化する市民など...

そんな人らでさえ
頭ごなしに正論だけで注意したところで
人の意見など受け入れるはずがない...

そういう厄介な人間にこそ

こちらが折れて
根気よく心のふところに
入り込む工夫をしなければ

きっと何も解決策は無い...

自分の身を削ることは
本当、疲れるだろうけど

「誰かに対し、どうにかしてもらいたい」
というのは

相手以上に自分の身を削らないと
どうにも収集がつかないのだ...

私の場合は、日常で
個人的に攻撃を受けない限りは

どんなに間違ったことを聞いても見ても
恐らく注意などしない...いや
できない人間だろう...

それは...

人に正しいことを述べれる能力も自信も
皆無だからだ...

まぁ...単に
無責任なだけかもしれないけどね...

何をどう正そうと思ったところで

親しくもない人の...ましてや
見ず知らず人の人生など

背負えるわけもなく、

責任を負えるわけでもないのだから...

なので...

「この世は仕方がないことに溢れている」
...と静かに受け流す...

スルースキルが大いに必要な世の中に
なってしまったというのも...

なんだか寂しいものですがね...

ふあぁぁ〜...