私の選択 - お鈴さんの猫日記

私の選択

2017年7月14日(金)

子猫

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小さな命を育てられないからお金で解決しました。
同居人は「度が過ぎてるお人好し」職場の人は「おかしい」「ありえない」

私は「お人好しかもしれない」けど、今回のこと確かに考え直せば「バカだったのかもしれない」けど。周りの意見を聞くと「飼いもしないのにそんな多額の金を払うの？」私の出した金額は確かに数万円より多額のお金。だけど飼えばかかる費用より全然安い金額でしょう。ずっと病院で入院すればもっとかかるし。ずっと譲渡しなければペットショップのホテル代金や餌代とかもかかるし。「もっかい捨てようと思わなかったの？」思うわけないじゃないですか。そんなみゃーすけにとっては不安な事だらけばっかしといて「飼えないから、お金もないから、ごめんね。それじゃあね」ってポイ？もしくは保健所…？目の前で死にかけた命を勝手に拾って勝手に助けて勝手に治療してもらって…。貰い手が見つからなければいつか殺処分される保健所に「この子をよろしくお願いします。」何てこと私は考えられませんでした。
大金をポーンとしたのは浅はかだったとはおもいます。でも、考えれば私の選択肢はそれしかないと思いました。みゃーすけを傍で見守れること、譲渡契約をしたことで万が一飼い主が見つからなくてもペットショップの方が預り続けてくれるという保証。私にとってはベストの選択。
お金は大切。ただでさえ普通の生活でもカツカツ。私の体も心も薬を使わないとやってけないほどボロボロ。そんな奴が子猫のために、大金をポーンなんて周りから見たら確かに異常かもしれません。自分でもバカかと思わないわけでもないけど。私はみゃーすけに無責任なことは絶対にしたくない。私の勝手で助けた小さい命とちゃんと向き合いたい。あのとき、きっと助けないでいたら絶対後悔していた。今みたいにお金で解決してなかったらもっと後悔していた。助けた命をもう一度見捨てるなんてできるわけないじゃないですか。確かに今回のことで、「見捨てる勇気」が必要なことも勉強しました。だって見捨てないで拾ったとして責任取れるかと考えれば今の私では取れない方が大きい。だからもう自分の力で何とかできないならもう命を拾うことはしないと同居人にも誓ってます。他人の方の力を借りてお金で解決してって、これも一種の無責任なこと。自分で何とかできないのが凄く悔しいです。いつか、また出会いがあるならもっときちんと沢山の事と向き合っていきたいと思いました。

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