
唯一の女の子で田舎ではメスは繁殖するからと嫌われます。
また人嫌いでダッコもできない子だったので、この子だけは家に残ると覚悟して保護しました。
我が家は女家系にて人も猫も昔から女が残り強い家系です。
まあ、結果は兄グルと娘メロと楽しい猫一家に乗っ取られましたけどね。

人慣れもしておらず警戒心は一番強くて、何よりこの辺りでは人気のない毛色。
マダラで背中はシマすらなく、栄養与えてサプリとナデナデ、ブラッシングにて
とってもサラサラ・ツヤツヤと光沢のある毛並になったのですが
やはり一般向けする毛色ではないです(でも我が家では一番気品がある気がする!!)

ガリガリで小柄だったのも大きく育ち、本当に我が家の子で生き延びれて良かったなと。

餌待ちの兄妹の大きさの対比図。必ず兄の後に食べます。律儀な妹。
なぜ突然マロコかと言うと、グルは大きさと愛想で他所でも受けは良さそう
メロは要領がいいので、どこでも女王として生きていけそう
だけどマロコは?マロコは我が家でないとダメな気がするんです。
あくまで飼い主が勝手に思い込んでいるだけですし、どの子も手放す気はないですがw
そして書きます。明日はきっと書けないから…。
明日がトトが倒れた日になります。
そして娘の誕生日です。
私は実はいまだにちゃんと自分の書いた自分のトト日記を読みなおせません。
ヒョコヒョコと足をひきずっていた姿に心がざわつき、そしてマロコが不安そうに鳴いた日。
あれほど悲しそうな母猫の目は見た事がありませんでした。
マロコはわかっていました。そんな目をしていました。
そして運命を受け入れる、あきらめの鳴き声。メロは固まりグルは興奮していました。
目を離した瞬間にゆっくりと転げ落ちていったトトの姿が焼き付いています。
落ちてボロボロの体でヨロヨロと必死にトイレに這い登るトト。
そして必死に私にすがりつくグルとマロコ。
ブルブルと震えて少し離れた所から見ていたメロ。
泣いてただトトを抱きしめ、そして必死にパニックになりながら電話しまくる私。
けれど深夜にて報われる事はなく、その経験から担当医を複数持つ事にしたのです。
そうすれば、患者であれば深夜も特別に受け入れてくれる可能性があるからです。
間もなく一年、あの戦いの日が明日です。
どうか病で今闘っている飼い主さんは少しでも猫ちゃんを撫でてあげて欲しい。
私は何をしてあげられたかな?そして、これからこの子達に何ができるだろう?
猫は必ず先に死にます。その死に方はわからないです。
けれど、ちゃんと寄り添ってあげられるかな?寄り添ってあげたいな。

せっかく我が家を選んで来てくれた子達です。
うちは貧乏ですし、狭いしキタナイw私は仕事で昼間は留守番。
寂しい思いもさせていると思います。完璧な飼い主ではなく未熟者です。
けれど少しでも、何かの縁で我が家を選んでくれた子達に報いてあげたいなと思います。
既に猫がいて当たり前という生活、当たり前が幸せ。
でもね一匹足りないんだよ。やっぱり一匹足りないから
ちゃんと8/1に墓参りに行くからね。
米津玄師 MV「Flowerwall」
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