今朝の埼玉は、土砂降りの雨でした。
うちの猫たちは、窓に張り付いて、外の様子を熱心に見ていました。
そして時々、麦が私を見上げて、しきりに何かを訴えてくるのです。
「そうだね、すごい雨だね」と言って立ち去ろうとする私に、
今度は玄関に移動して、猛烈にアピール！―外に出たいと言っていたようです。
なかなかにチャレンジャーな猫です。
さて、今日は夏にふさわしく、なんちゃって怪談を。
数週間前でしょうか、うちのベランダの片隅に、
泥だらけになったお手玉のようなものが、ぽつんと置いてありました。
家族の誰にも心当たりがないし、
ベランダに誰かが入り込んで、置いていくとも思えません。
「なぜ突然こんなものが？」と思い、気味が悪くて捨ててしまいました。
そうしたら、今度は、庭に見覚えのないボールが転がっていたのです。
お手玉に続いて、今度はボール！
この怪現象は、お向かいさんとお話したら、あっさりと解明できました。
お向かいさんいわく、
「ぶっちゃんは、ボールが大好きなのね」とのこと。
ぶっちゃんとは、麦と花の母猫・ブチコさんのことです。
詳しく聞いてみると、
ある時、窓を開けたまま部屋を無人にしてしまったら、
しばらくして戻った時、ブチコさんが中にいたのだそうです。
ブチコさんは部屋に転がっていたボールで遊んでいたところだったそうですが、
人が戻って来たのに気づいて、一目散に逃げて行ったそうです。
心優しいお向かいさんは、ブチコさんのためにそのボールを庭に放ってあげて、
さらに、お手玉を手作りして(！)窓のそばに置いておいたのだそうです。
これで、うちに忽然と現れた、お手玉とボールの謎が解けました。
ブチコさん。
遊んだおもちゃは、ちゃんと元々あった場所に戻しておきなさい(笑)！
そして、お手玉を捨ててしまったこと、お向かいさんには内緒にしておいてね。
以上、わが家の珍騒動でした。
読んでくださってありがとうございました。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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