いつもの、早朝ウォーキングをしていたら、
杖をついたご婦人から「もしかしたら、1年前の・・・・」とお礼を言われた。
1年前、朝5時過ぎに、犬と一緒におばあさんが倒れているのを発見した。
その時、すぐに思ったことは、(飼い主に寄り添って、犬って、やはり、忠実な生きものなんやな~だった)
駆け寄ると、「犬が絡まって倒れたー!」ってことで、犬はただリードが絡まって身動きとれんだけやった笑
おばあさんを道路の隅に抱え寄せて、近くの家の呼び鈴押すものの、早朝なんでなかなか出てくれない。
ようやく4件目の方が出てくれ、救急車の手配やらを頼んだ。
救急車に乗せて、犬を自宅まで届けにいった。
おばあさんしか住んでなさそうに思い、隣家に事情を話し犬のことをお願いした。
それから、数日は、犬のことが気になって、様子を見に行ったが、庭先で餌は与えられているようだった。
そして、1週間後には、ワンコも消えていた。
隣家に事情を聞くも、よくは分からないとのことだった。
おばあさんは、大腿骨骨折で入院したものの、それから、何度も、腰を痛めたりと、入退院を繰り返したことを述べていた。
私は、そんなことよりも、ワンコのことが気になっていたので、それとなく聞くと・・・・。
知り合いに頼んだりもしたそうだが、持病ありの年寄犬であったゆえに、最後は、保健所へ行ったそうだ・・・。
保健所の募集欄でも、子猫子犬の引き取り手はそれなりにあるが、こういう高齢者が飼えなくなった場合の犬猫は、大抵、その子らも年寄だ。
もう、引き受け手も現れるはずもないわな。
小鉄をこの手でしっかりと看取るまで、元気でおりゃな~~~いかん!!と、つくづくと思った次第。
子供には、私にもしものことあれば、このマンション込みで小鉄の世話が条件じゃとは言うてはあるが。。
これから、ますます、こういう事案が増えるんであろうと思う。

最近のコメント