
(ご縁を手繰り寄せるの図)
お泊り会という名目でゆるいトライアルに行っていました。
くろくまくんは、子猫ではあるけど他猫は苦手。(ずいぶん克服はしたけどね)
そしてお泊り会先にいる子も…、他猫は苦手というか、全くダメなタイプ。
なので、ごくごくゆるりとね。
先住さんと馴染めなそうなら無理せず帰ってくる予定で。
そうして迎えた ザ☆ご対面、
予想を裏切らないシャーシャー祭りでした。
キャリー越しのご対面でしたが、先住さんからの先制パンチも何度か。。。
嗚呼、こりゃあかん。
ネガティブなら誰にも負けないわたしは早々に悟りながらの帰路となりました。
そして、
「2日程度様子を見て頂きたいんですけど、
無理そうならいつでも迎えにきますから、遠慮なくいつでもご連絡ください」という内容のメッセージを送りました。
家の中でシャーシャーヴーヴー始まると猫達にももちろん良くないですが、
一緒にいる人間だって心安らかにはいられないもの。切なかろうと。
まして、このお泊り会はご厚意のお申し出。
その優しさを後悔させるべからず。
本気の24h体制で、いつでも迎えに行く所存でした。

(くろくまくんお気に入りのエマニュエル椅子。ご飯の催促はまずここで)
そんな感じで始まったお泊り会は、お迎え要請のないまま3日目となり、
不在のくろくまくん宛に紙ヒコーキが届きました。
里親さんの応募です。
そういや、募集を一時停止にしてなかった。
ちょっと複雑ながらもありがたいなあと開くと、
そこには「くろくまくんをウチの子にします」と書いてありました。
差出人はお泊り会の会場提供者さまでした。
わたしは本気で泣きました。
実は、お泊り会の会場は先に譲渡した美人系キジトラBOY つくしくんのお家でした。

(元飼い主さんのお家で。ダンボール大好きーず)
つくしくんとくろくまくんは元々は仲良しの兄弟猫。
先を良く考えた深い配慮からではありますが、
結果的に人の都合で2週間離してしまったことにより、
仲良し兄弟猫から匂いの違う他猫になってしまっていたのでした。
でも、飼い主さんご一家が優しく見守って下さり、
1日すったもんだした後に、疲れ果てていつの間にか一緒に寝る関係に戻れたようです。
神様っているんだな、しかも間近に存在してたんだな。
くろくまくんの新しいお名前は「くすみ」くん。
姓名判断もしてくれたそうです。
素敵なお名前だなー。
くすみくんもつくしくんも本当におめでとう。
少しだけ遠回りをさせてしまったけど、
これは勢いやノリではない、本当の優しさから生じたもの。
猫のこと、ご家族のこと、ご自分のこと、しっかりじっくり考えてくださったからこそなのです。
この子達はわたしなんかが願わなくともきっとずっと元気で幸せだろうと感じています。
なので、とても粋で素敵な飼い主さんに大変なハッピー(宝くじが当たるとか?)がありますようにと全身全霊で願っています。
…余計なお世話かしら。
------------------------------------------------------------------
くすみくんがお出かけしてから
エマニュエル椅子は銀さまが使っています。
だから、さびし・・・くなんてないんだから!大丈夫なんだから!
椅子の気持ちを代弁してみました。
あ、銀さまはどうやらゴマハイと仲良しし過ぎたのか真菌によるハゲがひとつ出来てました。
現在、ミコナゾールを塗り塗りされています。
「んご」といって素直に塗り塗りされる銀さま・・・。ごめんよ。
他の子は大丈夫そうです。

最近のコメント