![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_150084_1.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
職場のトイレに突然棄てられてて…
って話は何度もした。
クシャクシャでノミだらけの小さな猫。
洗ってフロントラインスプレーで落ち着いた。
里親様募集して、
結構人気があり、早々に数件の問い合わせ。
うち2件のお見合いは、両方ともドタキャンされた。
ありがちな展開で、そのうち情が移り受入。
ジョシなのに凶暴な白黒猫だったのでレプン(シャチのアイヌ語)と名付けた。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_150084_2.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
猫はカワイイ。
そんなことは20年以上前から知ってる。
けれども、レプン姐さんのそれは未知だった。
飽きることなく、あまりケンカすることもなく、
ほとんど毎日、彼女と話をしている。
カワイイのその先が、まだまだあった。
人は幸福にはなかなか気づかないものらしい。
レプン姐さんをあのとき、里子に出していれば、
私がこのことに気づくのは、まだしばらく先になっていただろう。
私の幸福は、現実に、そばにいる。
誕生日は、まぁだいたい。
今日って決めたのは、覚えやすいから。
そんなことを知ってか知らずか、
朝から強硬におやつをねだりに来る。
ついつい甘やかしてしまう、私の宝物。
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4年間は、あっという間だった。
猫と人という垣根を、鮮やかに乗り越えて、
今日も明日も私たちは楽しく過ごす。
来年の今日もまた、
君にスペシャルな何かを捧げられるように。
私は、生きる。
君と一緒に、君たちと一緒に。
これ以上大切なものは、もう要らない。
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