親の幸せ 子の幸せ

親の幸せ子の幸せ

2017年9月5日(火) 220 / 2

我が家には、親子で引き取った猫たちがいます。
母親と子供たち3匹。

そして母親だけ引き取った子もいます。

親子で引き取った子たちは、子供たちが成長が悪く小さかったこともあり、親子でそのまま暮らしている。

一方、母親だけできた子は、子供と離されたせいもあり、1人知らないところへきて、不安や恐怖もあるだろう。
うちへ来たときは、威嚇や空気砲など側に行けないほどの精神状態。

ご飯も下に降りては食べれない。恐怖が勝っているのだと思う。
子供たちがいたら、また違ったのかもしれない。

しかし、我が家の若い子猫たちとだんだん遊ぶようになり、人は怖くない、何もしないとすこしづつわかり、今は距離が縮まった。
ご飯も床で食べるし、催促もする。彼女なりに、今の生活を受け入れたのだと思う。

でも、来たときから子猫を探すような声で歩きながら2階で鳴いるのは変わらない。

『ウニャア〜ウニャア〜』

数年経っても探しているのかもしれない。

子猫と引き離したのは、私ではないが、一緒に連れて来れば良かったかなと、今でも考えるときがあって、正解がわからない。

子猫だけで里親さんを探すのは、貰い手がみつかりやすい。だけど、その親猫にも長い人生があって、幸せに暮らす権利は子猫と同じようにあると思う。

私がもっと、この母親のことを理解していたら、彼女は子供たちと一緒にうちで楽しく暮らしたかもしれない。

引き離しても大丈夫な親猫、子猫。

引き離しては幸せになれない親猫、子猫。
この見極めが難しいけど、見極める努力は必要だと思う。

引き取るということは、この子たちの人生に責任をもたなくてはならない。

だから、どんな形であれ、自分ができることを精一杯して、少しでも幸せになってもらいたいと思う。

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