
今日はそんなお話。
オーバーワークのせいか年のせいか(あ、両方か)、身体がボロボロのBBAです(笑)
神経(メンタル)は図太いというかニブイんだけど(気が利かないともいう(笑))
子どもの頃から持病もあり身体がどうも虚弱で。
定期的に病院に通って検診検査もしていただいてて、今日ちょうど通院日で。
診察前にいつもながら採血のオーダーがあり、採血室に行く。
大きな病院なので患者さんも多いので、空いてる席見つけて座って待つ。
数人の看護師さんが、かわるがわるファイルを持って穏やかな笑顔で患者さんを呼ぶ。
ここで、私はいつも静かに確認する。
今日は奴がいませんように・・・と(笑)
だがしかし、やはり奴は現れた。
年の頃は私くらいか、チョイ上だろうか。大柄でちょっと太った恰幅のいい女性。
いつもスキップするかのような足取りで採血室から現れ、患者を呼ぶ。
目はランランと輝き、中国のかぶり面のような笑顔を浮かべている。
声がでかく、異様なテンションで、やたらよく喋る。
去年だったか、始めてその姿を見た時、猛烈な違和感を感じた。
が、そのオバハンに名前呼ばれたので怖かったが仕方なく採血室についていく。
採血の準備中も、最中も、落ち着きがなくずっとまくしたてるようにしゃべっている。
BBAの今までの採血の歴史の中で、コイツはド下手栄光のぶっちぎり1位だ。
ド下手というか、もう通り魔かと思うレベルで
しかもほんと、ずっと笑って一人喋ってるのだ。
激しく痛いし、漏れまくってるし、
「いやちょっとやめて待って! 痛いって! 漏れてるやん!」
恐いし頭にきて鋭い口調で言ってるのにやめない。
横の看護師さんが慌てて代わってくれたんだが、信じられないことに横で笑っている。
正直恐ろしかった。こんなん雇ってるって、よほど人手がないのだろうか。
終わった後もズキズキ傷んで、一週間くらい内出血して腫れていた。ずっと痛かった。
まあ、こんな奴はすぐ首になるだろうと思っていたが
次の検診の日に行ったらまだ採血室にいてズコー!!と卒倒しそうになった(笑)。
そしてそのオバハン、何故か今日はベルトをしていた。
他の看護師さんはだれ一人として付けていない。
なんだろう、よく美容師さんが腰に斜めに着けてる、ハサミとか櫛とか入れとける
カッコイイこじゃれた分厚い皮ベルトみたいなやつ。
いあ・・・なんでオバハンそんなん装着してるの?
何なのオバハンはガンマンなの?
そんないわくつきのオバハン、一人のおじいちゃんを呼ぶ。
何も知らず、はーいとおじいちゃんがニコニコ採血室に入っていく。
目の前を通るおじいちゃんに、どうかご無事で・・・と震えるBBA。
だが悪いが他人の心配してる場合じゃない。
早くほかの看護師さんに呼んでもらわないと、次に奴が私を呼びに来るではないか。
ドキドキしてたが、しばらくして年配の看護師さんが私を呼んでくれた。
安堵で腰砕けになりそうになるのをこらえて採血室に入っていくと、さっきのおじいちゃんとすれ違う。
おじいちゃんの顔から笑顔が消えて蒼白だった。反射的に腕を見て、血の気が引く。
めっちゃ漏れてるやん・・・オバハンあれから全然採血の腕上達してないやんけ・・・((((;゚Д゚))))
チラッと見たら、オバハンまた笑ってスキップしそうな足取り。
一人で楽しそうで怖い。
ほんとなんでこんなんまだ雇ってるの・・・( ;∀;)
一緒に働いてる人も、どう思ってるんだろうか。
そんな恐ろしい体験もあり、ぐったり疲れて帰って来たら、姐さんとおにぎりが
「うにゃっ!」「ぴあん!」と鳴いて走って来て。
思わぬお出迎えが、じんわりうれしい。
ただいまー^^と、ちょっと室内換気しようと窓を開ける。
鳥の鳴き声に、2人が窓際に覗きに行く。

光の中で、何気に対になって美しいな・・・と写真を撮ってしまった。

おにぎりが匂いを嗅ぐの見てると、なんか光の加減でちょっと茶トラっぽく見えて
「おにちゃん、茶トラのお姉ちゃん妹たちみんな元気かな」

おにぎり『ん?なに?』
いんや、なんでもないよ。
おにぎりも姐さんも、絶対チェンジしないからね(笑)
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