
2013年9月11日 18歳でこの世を去った愛猫クール(雉猫♀)
慢性腎不全と診断されてから一週間でこの世を去りました。
それまでは元気で生活していたのが、
急に歩くのもおぼつかなくなり慌てて病院に駆け込みました。
それ以来急に老け込んでお婆ちゃんのような姿に豹変してしまいました。
それまで腎不全の予兆など無くてずっとしんどかったのに我慢していたんだと思います。
それが耐えられずに一気に出てきてしまったのでしょう。
雉猫は原種に近いと言われていますので、
猫の本来の気性が多く残っているのでしょうね。
人間と違って病気であることを隠す傾向にある猫
私たち飼い主が常日頃からよく観察して僅かな変化も見逃さぬようにしないといけない・・・
クールから学びました。
いま居るウチの子たちには同じ病気になって欲しくないと思って毎日気をつけてますが
先日もナツを膀胱炎にしてしまい反省の日々。
この時もナツのストレスに気づけず病気にしてしまいナツに申し訳ない気持ちで一杯です。
クールは最後は肺に水が溜まりそれで呼吸ができず病院で水を抜いては
皮下注射で輸液を行うという対症療法
普通は輸液を施せば数日は持つのですが、クールは肺に水が溜まるので
やってもやっても切がなく呼吸困難になり苦しみを引き伸ばしているだけでした。
先生が楽にさせてあげる方法もありますよ、と・・・安楽死とは仰いませんでしたが
私たち夫婦も目の前の痩せこけて呼吸が出来ずに苦しんでいる姿が痛々しくて
最後は先生にお願いしてクールが使っていたベットの中で注射をしていただき
私たち夫婦が体をを摩りながら怖くないよいつも一緒だよと声を掛けながらの中で息をひきとりました。
人前で泣くことには抵抗がありましたが、自然と涙が溢れて夫婦ともに泣きながら
クールをベットに入れたまま抱いて家路に着きました。
(動物病院は歩いて2分ぐらいの所にあるので)
一晩寄り添い撫でながらいままでの暮らしていた時の事などが
思い出されて寝ることも忘れて朝まで撫でておりました。
その日は保冷剤など敷いて遺体を安置して蝋燭を立て線香をあげておりました。
仕事が終わってからテテの近くに穴を掘り遺体を土葬しました。
墓石をいうほど立派なものではないですが、石を置いて線香をあげ弔いました。
クールはとっても美人の小柄な女の子でした。
1995年の冬、家に帰ってくると扉の前で座っている子猫がいました。
その時は結婚してマンション住まいでしたが、ペット可の物件でしたので
(テテさんを連れて住む予定でしたがテテさんに断固拒否されてしまい
実家に預けることになりました、この時の嫁とテテさんのエピソードも面白いです)
考える間もなく直ぐに抱っこして家に入れました。
それからお風呂に入れて次の日には病院に連れて行きと
あれこれして我が家の一員になりました。
気が強く甘えたでそれでいて怖がりで、猫らいい猫でした。
マンションで飼っていたので人とあまり会わなかったから余計に怖がりが強くなったと思っています。
実家に引っ越してきたときに怖がって押し入れに入ってしまって、
それがそのまま住処になってしまいました。
その押入れを亡くなってからも出入りの為に少し開けていたのを
ずっと閉められずにいました、何だかクールを締め出してしまう感じがして
その部屋は寝室として使っていたのですが、ある日の朝、起きてごそごそしていたら
押入れからニャーと鳴き声が聞こえて えっ!クール!と言って押入れを開けました
勿論いなかったのですが、確かに聞こえたんです。
たぶん旅立たずに今も押入れにいて私たちと暮らしていると思います。
テテもいるのでたぶん押入れが安心できるのでしょう。(^^)
昨日から書いていて亡くなった子のことを考えて書いていると
色々と思いを馳せてしまいまとまりのない文になり
書いては消してを繰り返して昨日も遅くまで書いて・・・消して
なかなか進まず今に至ります。
亡くなって4年になりますが、まだまだ昨日のように感じて薄らぐことがないです
クールは無二の存在、テテも無二の存在、代わりはいません。
かりんちゃん筆頭に5匹の子がいますが、寂しくて代わりに飼っているわけではないです。
テテやクールに与えた愛情をこの子らにも味わって欲しい
一度しかない猫生を幸せに愛情に溢れた生活をさせてあげたい、その一心で保護しました。
代わりではないです。
最後まで読まれた方、まとまりがなくて
めちゃくちゃな長文ですみませんm(__)m

最近のコメント