想定外の賭けた飼い方で...コイン1歳...

2017年9月15日(金)

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坊っちゃまが
もし人間だったら...17歳

17歳の息子と42歳の母親...

人間同士なら
こんな構図だったのだろう...

母親不適合者どころか
結婚不適合者で

社会の少子化に貢献すらせず

肩身が狭くても
地味～にコツコツと生きる...

コイン坊っちゃまの
召使いでございます

「妻として...母として...女として...」

そんなキャッチフレーズが
美徳とされ、押し売りされ、

無理して気張って晒すような
虚飾な世の中...

「フッ...うるせえよ...」

...と心の中で思うのみで

自分には関係ないものとして
人間が作り出した情報を受け流す...

まぁ...それはさておき

本日で坊っちゃまは1歳となった...

あくまでも9月15日の誕生日は
「推定」の日付であって

コインはいつ生まれたのか
どこで生まれたのかなんてことも
わからない...

はっきりしていることは

昨年...2016年11月2日に
コインランドリーで捨てられていた...

ただそれだけ...

生後1ヵ月半くらいだったこのコを
私なりに大切に育ててきたつもりだが

マニュアル通りにキチッキチッと
育ててきた方々からしたら

私の飼い方は決して良いものでは
なかった...

猫がいる環境としては
「一人暮らしの環境での飼い方」に
近かった...

一応、母親は家にはいるが
別棟で自営の仕事をしているということと

母親には基本、
「夕方のみ、
　この分のごはんだけあげてくれ」と

面倒をかけないよう
ワンタッチであげられるような
準備をしておき

それ以外のことは
一切やらせないということを
徹底していた...

なのでその夕方のごはん時間までは
完全ケージ飼いだ...

小さな子猫には数回に分けて
ごはんをあげなければならない状況の中

朝・夕のほぼ２回...

それに加え、私が帰ってからの夜遅くに
ちょくちょくおやつをプラスしてあげる
というな

子猫にとっては
ちょっとしんどい状態だった...

誰もいない
ケージに閉じ込められながらの
お留守番が毎日8～9時間...

これで母親もおらず
本当の一人暮らしだったら

自動給餌器にて
お留守番は12時間以上に
及んでしまっただろう...

可哀相だなとは思っていたが

なにか事故が起きてしまったり
家の中の危ない物を破壊したりの
リスクを考えたら

ケージでのお留守番は
致し方ないことだった...

お留守番カメラをつけようかとも
考えたが

ずっとモニターなど見ていられないし

どこでもドアでもあれば別だが

その瞬間に何かが起こったところで
すぐに帰れる状況とは限らない...

結局、ペット保険に入らないことと同様、

私はカメラを買わないことも
「賭けに出た」ということになる...

網戸付の窓についても

ケージに入っているか
私が部屋にいる時しか

絶対に開けないようにしている...

窓を開けないことが
うちの通常スタイル...

辛気臭いが仕方ない...

脱走防止柵ももちろん考えたが
そもそも
「人がいない時間が多い家」
なのであれば

窓を開ける割合も少ない...

「費用＋手間」対「効果」を考えたら
窓は限られた時間にだけ
開ければよいという結果になった...

おかげさまでコインは

お留守番がメインの
ひとりぼっちの暮らしが
当たり前のように慣れ

さほどあちこちの扉を
こじ開けようとする習性もなく

粗相や病気や事故もなく
健康にここまで大きくなってくれた...

決して
ノビノビとした環境ではないので
坊っちゃまの心根などはわからない...

私が里親募集する立場ならば
私のような環境の人間では心配だ...

逆に...

私が里親応募をする立場なら
私に託そうと思ってくれる人を
見つけるのは難しいことと自覚していた...

だからずっと

ペットショップにて
30万くらいするブリショーを買いたいと
夢を描いていた...

...結果

想定外の捨て猫と出逢い
心の準備ができていないまま...

それでも

「このコのために生きよう」

「自分がどんな状況になろうとも
　このコを最優先にして生きよう」と

瞬間に思ったのも運命なのだろう...

自意識過剰かもしれないが

私がこのような
ワケあり単身者であっても

この日記を最初から本日まで
読み続けてくださってる方がいたら

「この人なら大切にしてくれるかもしれない」
と思ってくれる保護主さんやボラさんも

中には
いらっしゃるのかもしれないな

...なんて思っている...

個々それぞれ条件や
価値観の違いはあるだろう...

人間ができること...

私達飼い主ができることというのは

そりゃあ
人間のものさしでしかないし

人間の勝手な「縛り」や「エゴ」
でしかないかもしれないが

それはそれで仕方が無いこと...

人間の勝手な努力しだいで

それぞれの猫達は

その運命的な「縛り」の中で

それが当たり前なんだ、という
価値観や習慣を持って

それなりに幸せに生きることが
できるのだと

私は思う...

いつにも増して
長文...失礼しました...

プレゼントはキャッチミー...の図