友人から家に来ないかとのTELで行ってみると黒い仔猫が。
アルバイト先(弁当店)の駐輪場で保護した?
バイト入るときに見かける→終わった時も居たけどそのまま帰宅した→
やっぱり気になってバイト先にもう一回戻る→まだ居た、ので連れ帰ったとか。

猫よりも犬派だった当時の私の最初の言葉は
「え~、黒猫なんて気持ち悪い。どうせなら三毛猫かトラ猫にすれば・・・」

後日、サークル仲間とその家に集まる機会があって
女の子のひとりが「わー、ジジみたい」と言ったのがきっかけで名前はジジになりました。
そう、ちょうどその年の夏に公開された魔女の宅急便からです。
(私は映画に黒猫が登場するのは知っていても、名前までは判りませんでしたが)

友人の帰省とか旅行のときに数日単位で預かったりしているうちに私もだんだん情が移り、
卒業でジジとの別れになるのを淋しく思い始めていました。

そんなとき飼い主である友人から、就職先などの関係で飼うのが難しくなってしまったから
貰ってくれないかという申し出があり、一も二もなく引き受けました。
こうして卒業とともに黒猫ジジの面倒は私がみることになるのです。
(学校のあった九州・福岡県から、地元四国まで鉄道を乗り継いで連れて帰りました)
しかし後先考えずに飼い主になったものの、私も就職3年目で会社の寮に入ることが決まり、
結果的にジジは約19年の生涯の大半を、私の母親と実家で暮らすことになります。

※この日記の画像は、当時のアナログ写真をスキャンしたもので画質が悪いです
最近のコメント