譲渡のトラウマ 下の巻①

譲渡のトラウマ　下の巻①

2017年9月28日(木) 334 / 6

今日は雨降りの福井県です❗

さて、たまちゃんの譲渡に悩みつつも、マロちゃんのお届け、ちろるの手術、マロちゃんの里親さんからの相談対応とバタバタしながら、早くも土曜日。

イベントでの譲渡会に参加の為、駅前へ。

着いて早々Mさんが、
｢お届けに行った時、直接会って納得出来なかったら、断ればいいからね。｣
と。
そしてSさんに呼ばれ、
｢今日午後から大丈夫？
送って行くから、家着いたら２匹置いて、代わりにたまちゃん乗せて、届けに行こうと思うんだけど。｣と。

私もSさんも免許がなく、スタッフのNさんが乗せていってくれる事になったのだけど、Nさんの都合が土曜日が空いていたのと、希望者さんがやはり早く欲しいとの事らしい。

乗せてって貰う以上、拒否も出来ないけど、せめて前以て連絡欲しかったのですが...😓

譲渡会が終わった後、NさんSさんと共に我が家へ向かい、ビックリ顔のたまちゃんをキャリーに入れて、希望者さんのお宅へ。
電話での印象が強くて、私はドキドキです。

おうちの前で、親子で待っていてくれた希望者さんを見た時、私が思ったのは
｢あ、大丈夫かも。｣
Nさんは車で待機するとの事で、私とSさんが中へ入り、慣れるまでは...と用意された部屋へ案内されました。
６畳程の洋間で、隣は台所。
間には、ドアがあったのかな？と思える場所にアコーディオンカーテン。
部屋の中にはケージも置いてあり、ご飯やオモチャもしっかりと買ってありました。

Sさんと一緒に話をさせてもらった所、電話の時とは違い、手術やワクチンの事もちゃんと納得してくれていて、不安だったのが嘘のように、託しても大丈夫だと思えたので、よろしくお願いしますと、たまちゃんをケージに移しました。
ラインも交換し、暫くの間は時々でいいので、たまちゃんの様子を教えて欲しい事、手術の後は報告して欲しい事、たまちゃんは臆病な子なので、焦らずじっくりゆっくり慣らしていって欲しい事、慣れてきて部屋へ放した時、絶対に追い掛け回さないで欲しい事を念を押して、お二人も快く了承してくれ、譲渡完了となりました。

やっぱり電話だけでは分からないなと、会って顔を見て話さないとだなぁと、思ったのですが。

次の日、朝の８時過ぎに電話がなり、番号を見ると里親さん。
たまちゃんに何かあったのかと、電話に出ると息子さんからでした。

たまちゃんがケージから脱走し、何とかケージに戻したが凄く怯えている。

脱走した際パニック状態で、壁を駈け上がり天袋に逃げ込もうとし、このままでは外に逃げてしまうと思い怖かった。

あの状態では、たまちゃんがどうにかなってしまうのでは？と思い、飼う自信がなくなった。

返したいのだが、なるべく早くがいいと思うので、今から行っていいか。

という内容でした。
これだけ聞いて、たまちゃんがびびりすぎの為に譲渡は向かなかったのかと。
里親さんに対して、申し訳ない事をしてしまったと私は凄く凹み、すぐに連れて来て貰えるようお願いしました。

１時間後、里親さんがたまちゃんを連れて、我が家へ。
玄関先でたまちゃんをキャリーごと受け取り、兄弟達がいる部屋へ戻し、キャリーは里親様へお返し。
息子さんは、譲って貰ってすぐに返す事になってしまい、申し訳ないと謝られ、こちらこそ、たまちゃんの性格が読めずに、逆に申し訳なかったと謝り、里親さんは帰って行きました。

たまちゃんは部屋に戻って来て、落ち着いていました。
兄弟達とグルーミングしあって、ご飯も食べマッタリ。

その姿に安心した私は、Sさんにメールしました。
とりあえず、たまちゃんが返って来た事、びびりちゃんなのに、またあっちやこっちにやってしまうのは可哀想なので、たまちゃんは我が家へ迎える事を伝えました。

Sさんはすぐに電話をくれ、里親さんから説明された内容を伝えると、何か腑に落ちなかったのか、里親さんに確認の電話をすると言って、電話を切りました。

その後、里親さんと電話を終えたSさんが、私に電話をくれたのですが、その内容を聞いて私は、とても怒りを覚えたのです。

⭐とりあえず一旦アップします❗
　申し訳ない...

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