猫ちゃんにまつわるエピソード　シャルルのこと

2017年10月15日(日) 2017-10-15T10:44:56+09:00 221 / 0

隣近所がどうたらとか、そんなことばかり言ってると、一体どんなところに住んでるのと思われてしまいそうですが…残念ながら事実です…。思うのは、文句を言う人は星の数ほどいますが、ではこうしましょう、と具体的に優しく？手を差し伸べてくれる人は殆どなし。それでもたまあにいたりするので、何とか救われている、というところでしょうか。
多くのボランティアさんはなんで私がこんな目に、と思ったりすることも多々あるかと思います。かかわらなければそれで済むことですから。でも身近にかわいそうな状況の猫ちゃんなど見て、見ていられないという気持ちから行動を起こしているのだと思います。
ネコジルシさんに登録したのは三年ぐらい前でしょうか？　野良ちゃんの里親探しのためでした。写真ををアップしたり紹介文を書いたり面倒くさそうと思いましたが、それでもとりあえずやるだけのことはやってみよう、と重い腰を上げました。結局里親は見つからずでした。そして登録だけはしたものの、ずーっと放置状態でした。
里親探しに応募したしたシャルルは今現在我が家の住人ですが、ルイちゃんの方は結局行方不明になってしまいました。（涙）近辺を捜し歩いたのですが、見つからず今に至ってます。
シャルルは歯医者に行く途中、道端にうずくまっていました。痩せこけて元気もない様子でした。かわいそうとは思いましたが、すでに二匹飼ってるので無理、ごめんね、という感じでスルーしました。歯医者からの帰りまだそこにいました。シャルルの前を行き来した人もいたのでしょうが、見かけもみすぼらしかったし、誰も目を留めなかったようです。放っておいたら多分一週間以内には命はないかもと思いました。
自宅も近かったのでとりあえず餌だけでもと、家に戻ってカリカリ餌をパックに入れて持っていきました。空腹のはずなのに、匂いをかいただけで食べませんでした。仕方ないと餌を手に戻ろうとすると、よろよろとついてきたのです。困る、と思いました。飼えないから、無理だからと。それでも助けられる命いならと思い、ウェットの缶詰を与えたところ、こっちの方は勢いよく食べました。
そしてとりあえずやれることはやってみようと、里親探しに応募してみたのです。翌日メールが届いたので良かったあ、と思ったのですが、内容は猫の虐待に気を付けましょう、というメールでした。広い世の中には虐待目的に里親希望する人もいるとか。こういう人には気をっ付けましょう、と箇条書きで具体的に書かれていました。貰っていただけるだけで有難い、と里親募集さんのそういう気持ちを逆手にとって、猫を引き取り自分の鬱憤ばらしに利用する。か弱い動物をいじめたり虐待したりして、鬱憤晴らしをする。そういう人にもいろいろ深い闇があるのかもですが、猫の立場からしたらたまったものではありません。確かに。気を付けようとは思いました。
とりあえずは食べてくれたので何とかなるかなと思い、病院に連れて行きました。とにかく元気がなかったので、抵抗するとか人を怖がるとか全くなく、おとなしい猫ちゃんでした。ほかの猫ちゃんに移っては困ると、まずはダニの検査。耳にダニがいるとのことでした。料金のことも気になりましたが、まずはダニ退治をしてもらい、（でないと診察できないというのです）それからいろいろ見ていただき、来たついでに去勢手術をしても大丈夫でしょうかと尋ねてみたらOKということで、してもらいました。
思ったよりも時間もかからずに無事終わり、そのまま連れて帰ることができました。どうやら口内炎を患っているようでした。また小さかったので生後六か月ぐらいだと勝手に思い込んでいたのですが、三年ぐらいはたってますよ、と言われました。
恐らく近くのお寺で飼われていた（多分外飼い）猫ではないかと思います。以前一度見かけたかも。とても元気にほかの子猫と一緒に木に登ったりヤンチャに駆け回っていたあの猫かも。とてもかわいかったのに、その後何があったのかはわかりませんが、色々ストレスで口内炎になり食べられなくなって道端にうずくまっていたのかもです。今もカリカリは殆ど食べず、口もちょっと臭いです。猫の口内炎はなかなか治りにくいようです。ネットで調べて薬をしばらく飲ませていましたが、改善したのかしないのか今一わかりません。いろいろ探して今は一日置いた水道水で薄めたEM１を飲ませてます。（これが一番経済的なので）ついでに私も風邪予防に飲んでます。大風邪を引かなくなったような気もしなくはありませんが…、シャルルの口内炎が改善してるのかはなんともです。相変わらずお口も臭いです。でもあまり高い薬を長く飲ませるのも大変なので、自分なりに経済的にまあこのくらいならという範囲で、今の対応になりました。