夜勤あがり。朝5時ごろ。
家路の途中。
道の片隅に2匹の子猫が横たわっていました。
状況的に、兄弟猫が、車にはねられたことは、
わかりましたが、、、、。
車にはねられ、道の片隅で息絶えているにゃんこを
見るのは、いつも心が痛みます。
それが子猫だったら、なおさらです。
ましてや、2匹なんて、、、、。
車を脇に止めて、降りました。
2匹の子猫は、1メートルぐらい離れた場所に、
それぞれ、横たわっていました。
月齢、2~3ヶ月ぐらいかな。
抱き上げると、
もう冷たくなっていましたが、まだ体は少し、
柔らかい感じでした。
まだ、はねられて、そんなに
時間経ってないかな。
真夜中あたりにでも、ふたりで、、
遊んでて、いっぺんに、
はねられちゃったのかな?
あまり、外傷が酷くなかったのが、
幸いと、言ってもいいのかな?
抱き上げた2匹を、道の脇の草むらに、、
そっと、寄り添うように寝かせました。
もう、2度と、離ればなれにならないようにね。
雲の上の世界で、、車なんて気にしなくてもいい世界で、
ふたりで、仲良く、幸せに暮らすんだよ。
近くの草をむしって、2匹の体の上に、
そっと、かけてあげました。
こんなことしかできなくて、ごめんね。
どうにもならないことなんだと、
わりきれる心ならいいんですが、
世の中のすべてのにゃんこを、救えるわけもなく、
自分勝手な人間のせいで、もっと辛い目にあって、
死んでいく子達も、沢山いる。
でも、しょうがないことなんだ、
なんて、わりきれる人間にはなりたくない。
わりきれるより、この胸の奥の、鈍い痛みは、
ずっと、持ち続けたい。
陽がのぼりはじめました。
晴れでした。
はやく、家へ帰って、
うにさんを抱き締めたくなりました。
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