そんな朝、長男が、
「今日さー、学校の家庭科で古着いるし」
軽いテイストで、しかも若干上から口調で言って来た。
もちろんシカトだ。
長男が、え?と半笑いで突っかかってくる。
「ちょっと聞いてる?家庭科の持ち物やで?学校でいるんやで?」
何だか分からんが、脅しているつもりなんだろうか。
知るか。
人がバタバタ忙しくしている様子にも気が付いてないのか、朝っぱらアホ丸出しである。
BBA、長男チラ見する。
「なんなん、あんたにだけ、今この瞬間学校から吹き矢か伝書鳩か何かで時間割が飛んで来たん?」
「はあ?!んなわけないやん!」
「じゃあもっと早よ言えよ」
長男が、ここでやっと、「あ、はい」ともじもじし出した。
朝からどっと疲れる・・・(;゚Д゚)
古着はこの前、私が猫ベッドで使ってしまったので、あんまり残ってなかったが、長男が
「あ、俺これでいいわ!」
とニコニコ笑顔で夏のTシャツを1枚取り出した。
サイズが小さくなって着れなくなった、書写の時間の墨も付いてる、くたびれたTシャツ(笑)
「それで何するん?家庭科やろ?ほんまに古着って使うの?」
「かか、リメイクってやつやで。まあちょっと待っててよ」
「はあ・・・んでなに作るん?」
「え、猫じゃらしに決まってるやん」
「へっ?!こんなんTシャツだけで作れるん?」
「大丈夫、綿はこの前100均で買って来たし」
「・・・」
そんな前からリメイクするって知ってたんやったらその時に古着いるって言えよ。
我が子のアホさに茫然自失(笑)
それが、1~2週間ほど前のこと。
そして学校から帰って来た長男がじゃじゃーん!と嬉しそうに出してきたブツ。

・・・
姐さんがブツをチラ見して、困惑してBBAに視線をくれる。
私も困惑。
「え、なにこの青いどら焼き」
聞くと、長男が笑った。
「ちょっとひどい!一生懸命作ったのに!」
「あんた猫じゃらし作るって言うてたやん」
「予定変更してん。ボールの方がよく遊ぶかなって」
うちのネッコどもの魚雷の食いつきのなさ知ってるくせに、何故同じ道を歩もうとするの(´;ω;`)
するとおにぎりが走って来た。
おにぎり『お兄ちゃんおかえり~ナニナニどうしたん??』

興味津々だけども、青いどら焼き飛び越して、眼中なさすぎで吹いた。

ちょ(笑)(笑)(笑)
ケツでおもクソ踏んでる(笑)
「おにちゃんそれボール!遊ぶの!座布団じゃない!」
長男が叫び、次男が笑い転げる。BBAも一緒に笑う。
だが・・・

何気にすごい遊んでいると発覚!!
私の魚雷なんて2本もあるのに未だ新品同様綺麗にソファに並んでいる。
青いどら焼き、もうあちこち噛まれすぎて綿が出だしてボロッボロ!
たまにおにぎりが自分の寝床に持って行ったり、
くわえて歩いてるの見かけたりするんだけど・・・めちゃくちゃ気に入ってるやん。

長男が、綿出て危ないし、もうちょっと補強しようかな~(・´з`・)💕
と嬉しそうに青いどら焼き回収していたが。
ナニコレ。壮絶ジェラ(笑)
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