先住猫のがんもは足元で寝ているので、鯖トラさんに何かあったかと思って見に行ったら、簡易ケージの隙間から無理やり脱出していた！
音は脱出した際のものらしい。
見える範囲にはいなかったので、家中探してみたけどなかなか見つからない。
玄関の小物が倒れていたりと形跡はあるのだけど、普段がんもが隠れるようなところにも見つからない。
我が家は猫のためにリフォームしてあるので、隠れるところがふんだんにあるのが裏目にでた。
小声で呼びながら探していると、二階で寝ていたがんもも捜索に加わった結果発見することができた。
文章にするのが難しい。
階段の下をくりぬいて、物置にしている場所がある。
その内側は内装が見える範囲でしかしてなく、奥のほうにいくと構造壁と壁紙の張ってある板の2重構造になっており、上部に子猫がぎりぎり入れるスペースが開いている。
その隙間に入り込んでいた！
ほっといたら出てくるかもしれないけど、出てこれない可能性も考えて壁に穴をあけることにした。
マスキングテープでだいたいの線を引き、それに合わせてカッターやら小さいのこぎりで開けることにした。
内側にかすが出来るだけ落ちないように、万が一にも鯖トラさんを傷つけないように、慎重に壁を削った。
数十分後、穴を貫通させて救出に成功。
怖い思いをさせてごめんよー！
気を付けていたとはいえ、壁のカスまみれになっているのでお風呂に入れることにした。
がんもは平気だけど、この子に触ったあと目がかゆくなったり鼻がむずむずしたりするので、近いうちにお風呂の予定だったけど、まだ慣れてないのに入れることになるとは。
お湯につけたら緊張のせいか、暖かくてほっとしたのかどろりと溶けた。
手で支えていないとそのまま流れてしまいそうな感じ。
洗い終えて、タオルでくるんでふきふきしていたら、キャットタワーの上からがんもが今まで見たことのない顔をして「うーうー」文句を言いまくってきた。
こんなに早く対面させるつもりはなかったのに！
鯖トラさんを乾かした後、ケージに入れ、がんもの所に行くとすごい勢いで唸った。
もしかしたら噛まれるかも？とも思ったけど、その時はその時だと近づいて宥めた。
唸られながら頭を撫でたり、首をマッサージしたり話しかけたり、ご機嫌が直るまでひたすらおべっかをつかった。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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