のお話の続きです。
一定の距離を保ちながらなら接する事を
許してくれてたクロちゃん。
驚いた事に、この秋頃からどういうワケか
私の足元に来てスリスリしてくれるように
なったんです！
そっと手を伸ばすとなんとナデナデもOKに(*'▽'*)
もう1m手前くらいまでは近づけてたけど、お触り
はダメだったのに… 感動でした☆
それからは、自転車で通ってるんですが、私が
来ると高架の柱の陰からタタタッと小走りして
きて迎えに来てくれるように！
そこは車も他の自転車やバイクもいっぱい通る道
なのに、わかるんだ～って(；▽；)
ナデナデはもちろん、鼻ちゅ～までしてくれました！
ゴロゴロ喉鳴らしながら、私がしゃがむと両足の間
に顔を突っ込んだり(^-^;)
その時の模様↓（笑）
ハイ、これがクロちゃんです(^^;)
動きが早くてまともに捉えられない(*_*;
手前、私の膝。こうして何度も何度も
ペッタリくっついてきます。
それまでクロちゃんの写真は撮った事なかった
んです。撮らないでいるつもりでしたが、
ここまで慣れてくれたのが素直に嬉しくて、
少しはクロちゃんも残しておこうかな‥て気に
なって‥。
パシャリ！……
ハハ‥フラッシュが眩し過ぎてそっぽ
向かれちゃった。全然顔わからんやん（苦笑）
ご飯もおやつもただの1度もあげた事ないのに、
気持ちって通じるものだな～としみじみ。
常に周りに対して警戒バリアを張ってるよう
だったけど、ホントはこんなに甘えっ子で
こんなに愛らしい子だったんだ～と思うと
泣けてきましたね…
ずうっと独りで、やっぱり寂しかったのかな。
そんな事考えてるとまた封印したはずの思いが
フツフツと( -_-) 日に日に寒さが増す晩秋、
“暖かいお家に入れてあげたいなぁ”
ここにもよく居たネ。
葛藤の日々(ぅω=`) そうこうしてる間に11月、
仕事が本格的に繁忙期に突入。帰りの時間も
ズレる事も増え、会えない日も多くなり…
12月に入り京都も急激に気温降下、連日底冷え。
繁忙期がもう少し落ち着いたら触れるように
なったし、せめて病院に連れてってみようか‥
と真剣に考えていました。
12／10、いつものように自転車で通りがかると
タタッと走ってお出迎え。
翌11日は休みだったので少し長めにクロちゃんと
戯れてました。そこへ例の餌やりさんが来て、
すっかり私に懐いてるクロちゃんを見て驚いて
ました。餌やりさんも最近、ようやく触れるよう
になったとか！この方曰く「この子ももういい年
だから寂しくて人恋しいんじゃないかねぇ」
餌やりさんがご飯を置くと食べに行ったので、
それを機にその日はバイバイする事にし、
離れました。いつものように「またね～」と
挨拶をして。 それがクロちゃんの元気な姿
を見た最後でした。
11日は忙しさMAX、怒涛の週末の後だったので
体もボロボロ‥家で過ごし、会いには行ってま
せん（休日に行った事はそれまでもありません）。
12日、いつもより遅めに寄ったら姿見えず‥。
13日、風が強く相当冷え込んでいて、市内でも
雪が降るかもの予報だったので心配で…時折
クロちゃ～んと呼び掛けながら3～40分程待ち
ましたが、姿見せず。
どこか風を凌いで隠れているのかもと諦めて
帰宅。
そして14日、小雨ぱらつく寒い朝。この日は
遅番出勤。駅に向かって自転車を走らせて、
普段通りあの場所を通ります。明るい時間帯
にそこに居る事はないので、朝は気にもせず
通り過ぎるのですが… その日はなぜかふと
チラ見したんです。そこを通るのなんて2秒
くらいの話ですが、一瞬目の端に黒いモノを
捉えました。急ブレーキをかけ戻ってみると…
クロちゃんが倒れているのが見えました。
橋の下、水は干し上がって草と土だけの部分‥
驚いて声を掛けたけどピクリとも動かない。
けどもしまだ息があったら‥と思い、急いで
降りて駆け寄りましたが…… ダメでした。
既に固くなっていました。
そんな……どうして……
とにかくこんな所に放っておけないので抱き上げ
上に上がり、家に連れて帰る事に。
外傷らしきものは一切見当たりませんでした。
…こんな形で家に連れてくる事になるなんて。
生きているうちに連れて帰ってあげたかった。
もっと早く手をさしのべられていたら…
暖かいベッドで寝かせてあげたかった…
激しい後悔や自責の念でいっぱいでしたが、
何を言っても時は戻せない…
職場には遅刻する旨伝えて、すぐに出なければ
ならず、仕方なく玄関に毛布を敷いて寝かせ、
泣く泣く出掛けました。
どうにか1日を耐え、戻ってみると物言わぬ
物体となったクロちゃん… 全てが嘘のよう。
せめて私がしてあげられる事をと、体を綺麗
に拭いてあげる事に。
お外の子と思えないくらい汚れらしい汚れも
付かず、とてもキレイでした。
目やにだけはこびり付いてたので、それだけは
入念に取ってあげ、もらってきた箱の中へ
寝かせました。
元気そうでも長くお外生活していたのできっと
完全な健康体ではなかっただろうし、そこへ
この寒さ、妙齢に差し掛かった小さな体には
想像以上に堪えたと思います。
友人に教えてもらったペット葬儀社に頼み、
火葬をお願いしました。お骨はお寺の聖地に
散骨してもらう事に。16日、休みだったので
迎えに来てもらい、お別れしました。
丁寧な対応をしていただきました。
16日は実は先代猫、エルの命日。
その日にクロちゃんを見送る事となるとは…
どういう巡り合わせなんでしょう（苦笑）
その日の夜、時間を見計らってクロちゃんの
旅立ちをまだ知らないはずの餌やりさんにも
会い、伝えました。驚いて泣いてらっしゃい
ましたが、彼女もこのところ姿を見てなくて
心配していたそうです。
2日間だけ我が家に居たね、クロちゃん。
とは言え、みんにゃに気づかれないよう部屋
の外だったけれど。
結局、何もしてあげられなかった…
クロちゃんは…私と居てほんの少しでも安らぎ
を感じてくれてたんでしょうか。
14日の朝… 私を呼んでくれたのか…
でも見つけてあげられたのは良かったと思います。
あのままなら烏につつかれたり、人に見つけら
れたとしても、ゴミ扱いされて回収されるだけ
だったはず。
クロちゃん、通りすがりに声を掛けるだけの私
と仲良くしてくれてありがとう。
「お友達だね、クロちゃん♪」て言ったら
私の顔にチュッてしてくれた(´ー｀)
いつも凛としていたあなたがとても好きでしたよ。
本当に、よ～く頑張ったね… お疲れ様でした。
無事に虹の橋を渡れたかな。もう恐い事も、
つらい事もないからね。ゆっくりのんびり
楽しく暮らすんだよ。時々、家に来てくれて
いいからネ(^_-)
そうそう、見ての通りクロちゃんのまともな
写真も何もないので… 形見としてこっそり
お髭をちょこっと頂きました(^o^;
可愛いポチ袋にしまって、エルのお仏壇に
置かせてもらってます。これでこれからは
一緒にお線香をあげてあげられる(^-^)
＊亡骸の写真を載せています。
苦手な方、見られない方はここまでで<(_ _)>
長々、読んでいただき、感謝です。
お友達の日記にもちっとも顔出せず、ぺったん
さえままならずですみません。
仕事も段々落ち着いてきてます。もうすぐ
また楽しくネコジに参加出来るよう元に戻り
ますね(^_^)
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眠ってるだけのようです。
小さなお花と、ご飯、そしていつもお話
してたので手紙を書いて入れました。
寂しくなります。決して忘れません。
またね、クロちゃん！また会おうね＼(^o^)／
ぺったん したユーザ
ぺったん
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