仕事納めの感じがしない...
コイン坊っちゃまの
召使いでございます
職場も...神経質な空間を
保たなければならないので
今日は事務作業を
そこそこにしながらの掃除...
「掃除が...心から好きか...?」
といったら、そうじゃない...
単に汚いのが嫌なだけ...
しかし元から
手のつけようがない汚さだと
私のような人間は返って
諦めて汚いままにしていくのだろう...
掃除というのは...
「新しく、ちょっとだけ汚れているところが
ピッカピカになる」
...というのが
モチベーションが上がる最高レベルだ...
「超汚く、古臭いところが
まぁ...マシになったかな」
...というレベルでは
なんのやり甲斐もなく
モチベーションなど上がらない...
だから私は
汚実家の掃除をやってもやっても
気分が晴れることがないのだろう...
掃除をやってもやっても
晴れることがないから
プチDIYの模様替え...というところに
執着しているのだろう...
そんなことを考えている際に
某大手住宅メーカーより電話...
若手の営業マンだろう...
ある資料が欲しいとのことだったが
本来ならば
売主である会社に
問合せすべきことである内容だったが
なぜか一般の仲介会社であるうちに
連絡をよこしてきた...
「その資料であれば売主の事業所に
お問い合わせいただけますか?」と
回答したところ...
相手の営業マンは
慌てている様子で
「ハ...売主さんはもう休業ですよね?」
...などと
若干ハナで笑うような声で返された...
...その言い方だけでも
カチンきたというのに
その資料をメールで送って欲しいのなら
メルアドが載っている
名刺か何かを拡大してfaxを
いただきたい...と返したところ
どうやらその営業マンも
会社自体は休みに入っているのか、
出先にいるのかで
「faxできない」とのこと...
急いでいる雰囲気で一方的にアドレスを
口頭で言ってきた...
...
なんと無礼な男なのだろう...
まぁ...背景は見えている...
住宅メーカーの営業マンというのは
お客と設計部隊との間で
板ばさみとなり
お客さんにはヘコヘコと頭を下げ
設計部隊からは
「あの資料がないとプラン起こせねえだろ
なんとかして手に入れろ」
...くらいなことを言われているのだろう...
冬季休業に入る直前の段取りが
単にできなかった話...
段取りに無理があったとしても
お客に理解を得るための
対応をしていない、できていない証拠だ...
完全にライバル会社となるうちを相手に
よくもそんなトチ狂った依頼電話を
かけてきたものだ...
それでもやむを得ず
冬休み中にお客様提案物を
作成しなければならないのであれば
丁重に、腰を低くく
大変申し訳ないという気持ちを
あらわにしてくれないと
こちらとしても大変気分が悪い...
自分のミスにより
他人に協力を得るというのは
たとえ単なる芝居であっても
それは最低限必要なことなのだ...
この無礼な男は
「営業」であるのに
そんなこともわからないのか...
どれほどのノルマを背負っているのか...
家族を食わしてやらなければ
ならない立場だろうに...
そりゃあ大変なのはわかる...
しかしそんな心構えでいたのでは
これから先も
貴様はお客と社内の人間に振り回され
ノルマも達成できず
途方に暮れるサラリーマンになるだけだ...と
呪いの念を込めながら
依頼された資料に加え
さらにわかりやすい資料も添付し
送ってやった...
住宅営業の大変さが
わかるがゆえの対応だ...
どうせ、会社が休みならば
家か出先でメールを開くのだろう...
せいぜい休暇中に
設計部隊に怒られながら
仕事に振り回されるがよい...
気分を害した出来事だったが
2時間後...
「お世話になっております
ありがとうございました
大変助かりました」
というメールが返ってきた..
そう...
「ありがとう」は当然のことだが
「助かりました」の一文を目にし
害した気分は少し晴れた...
慌てていた状態での
「助かりました」の言葉だ...
切羽詰まっていたのだろう...
切羽詰まった状態なんてもんは
相手に申し訳ないという気持ちすら
考えてる余裕もない...
それを理解したため
「冬季休業中も大変かとは思いますが
頑張ってください」...と
顔も知らない
見知らぬライバル相手に
送り返しておいた...
ノルマは大変だにゃ...の図

そうですよ...
板ばさみでヘコヘコは
大変なのです...

人間って...めんどくさ...
伸び伸びミニボンボリン...

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