前号の続きで昨年の活動紹介
色々ありましたが、とにかくこの新しい現場で遭遇した婆さんとその猫達の対応にほぼ終始する一年でした。😓
本来この日記は、里親募集を促進するために始めたものではありますが、この活動には色々な側面があり、保護譲渡だけでは終われないのです。 より多くの方に、里親になるかならないかだけではなく、ほかの側面でも関わってほしいと思います。
野良猫問題はボランティアだけが行う動物愛護活動ではありません。地域の環境問題なので、住民全員が自分の問題ととらえ取り組む必要があるのです。 それを理解してもらうために、単なる里親募集記事だけでなく、餌やり問題、地域猫問題にもトピックを広げて書いていきたいと思います。
その結果、野良猫が減ると、猫も幸せ、猫好きも幸せ、猫嫌いも幸せになれるのです。
そして私たちも活動を終わりにできるのです。
猫好きの皆さん、自分の猫だけでなく、この寒空に過酷な環境で外猫暮らしをする野良猫にも目を向け、自分にできることを探してほしいと思います。何をしたらよいかわからない、という方、どうぞご相談くださいませ🙇
前号で紹介した花屋の件
は、ハッピーエンドで終わってよかったよかったなのですが、言葉足らずだったので書き足します。
強調して伝えるべきだったのは、餌やり婆さんが手術自分でします、と 言っても 婆さんには難しく、取りこぼしがある場合が多く、一匹取りこぼしたら、何度も説明したように翌年50倍になる可能性があるので、それまでに手術した数十匹が無意味になる、近所のそういうおばあさんがいたら、ぜひ声をかけて一匹も残さないように手を貸してあげてほしいということです。 猫ボラであってもなくても、ある程度若い人なら捕獲機の扱いは難しいことではありません。 一回目手伝ってくれるボランティアを探しやってみれば、次回からは自分でもできます。 保健所でも教えてくれるはず。 手伝ってくれる人が見つからない場合は、私に相談してくださってもいいですよ。
どこの地域の猫でも同じ。 不幸な命は一匹でも少なくしたい。 賛同くださる方、動いてくださいね。
そして、この新しい現場とは・・・
かつてから近隣の仮称 風車公園に沢山猫がいて餌やりをしているおばあさんがいるということを噂に聞いていたが、ばあさん、猫の大群 これは問題を予感させるキーワード ( ;∀;)
そのあたりにボランティアはいないので、おそらく未手術だろうなと思っていたが、
私は仕事や遠方に闘病中の高齢の親を抱え、関わる案件をもう増やせない状況だったのに💦
やめときゃいいのに、ちょっとだけその風車公園に覗きに行ってしまった😓 餌時間ではなく,昼間にちょっと覗きに。
そしたら見てしまった 三毛猫!! ミケはほぼ間違いなくメス。耳カットなし。
あちゃー 見ちゃった😱 メス見かけて放置は出来ない。そのばあさんにご飯もらってるに違いない。
というわけで、その風車公園の餌時間である夕方に行ってみると、いるわ、いるわ😱😱 ミケに白黒に そして黒4-5匹 トータル8匹くらい。 そのうち2-3匹は近所の別の公園で私が手術した子だったが、のこりは未手術。 (夜の暗闇で黒猫の耳カットを見分けるのはとても大変!!)
そして 噂の餌やり婆さんが二人組で来る。
一人は身寄りのない80代で30年前からこの辺の餌やりを続けており手術はしたことがない、いわゆる困った無責任エサやりだ。 もう一人はその婆さんの友達で、若干認知気味のその婆さんが心配で付き添いをしているという70代。
婆さんに手術の話をするも、自分は関係ない、 猫を自分が増やしたことないと手術代を払うことは拒否。自分は猫のためにxxx会という愛護団体に寄付をしている、それ以上一円たりとも払う気はないと言う。 だったらその団体の人に手術に来てほしいものだ😡
怒りを抑えて説得するも、超頑固な婆さんで認知気味でもあるので、話が通じない。
餌も食べさせて片づけて帰るのではなく、投げ入れていく。
しかも、そこだけではなく、駅からずっと歩いてきて8か所で投げ入れているとか。😱
しかも、毎日の餌やりはしんどいので一日おきだと。😈
えーー? そんなあ。
猫は一日おきだなんて理解できない。 毎日同じ時間に同じ場所でずっと待っている😂 かわいそうじゃないか!!!
結局、この婆さんが来ない日は私が8か所中2か所に餌をやりに行く羽目に😓 多忙な日々 どんだけ大変か😡😡
(他の6か所は とても餌やりには不適切な場所だったため断念)
付き添いの婆さんはまともで、認知婆さんに投げ入れないよう、人の私有地ではやらないよう言い聞かせてくれようとするが、全然聞かないのだとか。 仕方なく、認知婆さんが投げ入れた餌のあと片づけをしてくれているが、この人もボランティアで付き添いをしているだけで 餌やりではないので、この人に手術代や責任を問うわけにもいかない。
説得できるのを待っている猶予はないし翌日から捕獲を開始。
婆さんはお金持ちらしいので、絶対にあとで回収してやろうと思いながら、まずは手術だ。
とにかく黒猫が多いので耳カット見分けながら、狙った猫だけを捕獲するのは超大変。
通い詰めていると 毎日ではなく たまに現れる猫もいる。 それも含めて手術。
トータル10匹前後 2、3か月かかりました。
その捕獲に苦労した理由は、その公園は、夜なると門が閉まる。猫は入れても人間は入れない。捕獲するには、門を開けてもらう必要がある。その為には 役所と交渉しないといけないのだが、それがまた、頭にキノコ😡😡😡のストーリーが。
それはまた後日。
風車公園近辺で10匹前後手術したが、それで終わりではない。😡
この婆さん、なんせ8箇所に餌やりしている。歩きながら投げ入れて行くだけなんで、猫の数も手術の有無も認識してない。
全部 私が見に行って確認せねばならない。
そこにもまた 一悶着も2悶着も😈
それも後日くわしく。
それだけではない。私は婆さんが来ない日 一日置きに餌やりにも通う羽目になったのだ。😤
餌やりは一度始めたらやめられない。
だって猫は待ってるのだから。😓
それだけでも超大変なのに、餌やりを巡って、猫嫌いの近隣住民からの攻撃を受けることに😡
それに対応するため、また役所との折衝、地域猫活動普及のための活動、とまあ、さらに多忙を極めることに。
こんなに私が苦労しているその間 何度も婆さんには手術代を求めるが、ノー。😡
第一、何回会っても私のことを認識できない日もある.
「ご苦労様です、大変なお仕事ですね::」とか言って。
捕獲が私の仕事だと思っているらしい。 仕事で給料くれるなら、なんも文句はないわいな!!!😡
言いたいことは、認知婆さんへのグチではなく、こんなに沢山の側面がある猫ボラ活動。里親募集だけでは無い、私一人で全てできるわけではない。
全ての人ができることを見つけ、動いてください。そして一刻も早く 猫ボラ辞めさせてくださいませ!😂ってことです。
次号に続く
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