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よく、ネットで里親募集のサイトの批判記事を目にするが大体必ず出てくるのは、条件が厳しすぎる。譲渡時の自宅訪問に対する募集者の上から目線が気に入らない。
この2つは、必ず入っている。
私自身子猫を保護したことから、初めて募集者側に立ったとき、初めは手探り状態で、募集していたら、あるユーザーから あなたの条件は、緩すぎる。緩すぎると、詐欺に遭う可能性が高くなる。
だから他の募集者のものを参考にして。とメールを頂き、そこで初めてネットを使った里親探しの難しさというものに気づかされた。
ネットを使うということは、顔が見えない相手と繋がるということで、応募条件を簡単にしてしまうと、それだけ詐欺に遇いやすい。
だから厳しくしている。ということをそもそも気づいていない。それだから、批判するのだと思う。
そこに気付けばいいのになぜ気づかないのか?不思議だ。
譲渡時の自宅訪問については、私は、募集者側では、あるが中立的な考え方をしているのでなんとなく、批判したい気持ちは理解できる気がする。
ユーザーの中には、自宅の中まで必ず入らないと、絶対に譲渡出来ないと言う募集者もいて、保護猫の今後のため、と願う気持ちもわかるが、私は、なんとなく人としての『情』を感じることが出来ない。
もしも、猫好きな人がふたり応募してきて、一人は、庭付きの大豪邸暮らしの別に専用部屋付き。
もう一人は、ペット飼育可能の2DKのアパート住まいでした。
どちらも条件をクリアしました。
しかし、譲渡してみたら、大豪邸暮らしの方は、留守がちで、ケージから出してもらえるのは、帰宅後の1時間だけでした。その後飼い主が留守がちなため、病気の発見が遅れ、2年で死にました。
アパート住まいの方は、遊ぶスペースは狭かったけど、仕事の合間に帰って来てトイレや餌やりをして、時間がある時は一緒に遊びました。
なので体調の変化に気づき通院しましたが、15年生きて天寿を全うしました。
私の保護猫を譲渡するなら、後者にするが。
人の考え方は、様々だと思うが、私は見かけで判断しない。
と、保護猫のために思っている。
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