猫侍が来てから

2018年1月24日(水) 174 / 0

猫侍がウチに来て数ヵ月、いろんな意味を含めて、変わったなぁと実感している。

そもそもウチは、犬好きの家庭だった。
15年間犬を飼い、その飼い犬がなくなってから、家族の中で、もう生き物は飼わない。となんとなく考えていた。
それがある日突然、なんの前触れもなく猫を飼うようになってしまった。
飼い始めて数日間は、引き取りてを探したがみつからず、やむなく里親募集のサイトにたどり着いた。という格好だ。
ウチは、結構昔から生き物をある時、突然飼い始める。という家庭だった。
なのでトライアルという言葉も知らなかった。
猫を飼うようになってから、自分の中で変わったと思うのは、それまでまったく興味もなかった。猫グッズを買うようになり、年末に本屋で猫のカレンダーを見つけては、眺めてみたりとこの数ヵ月の間に猫物が増えてしまった。

一番変わったと云えば、里親募集をする時にどう応募者に接したら一番良い形で譲渡できるか、またどうしたら保護猫のためになるか。を考え始めたことだろう。

ここからは、数日前に書いた『猫の気持ちって』の補足になるが、
里親募集の時の自宅訪問を否定はしないが、一部のユーザーの中には、自宅訪問、室内環境の拝見必須　それ以外の方はご遠慮ください。とかたまに見かけてしまうと、その募集者の保護猫の運命は、応募者の愛情より、環境が決めてしまうんだなぁと思うことがある。
誰でも、育てた猫が不衛生な場所に貰われていくのは避けたい気持ちは持っている。
応募者が見知らぬ人だから。という理由もわかる。
でも、家が金持ちだから、幸せにしてくれるという保証はない。
借家だから不幸せになる訳ではない。
重要なのは、自分が育てた保護猫が自分の手を離れて譲渡された時、譲渡先でどれだけの愛情を与えてもらえるか？ということだと思う。
それが出来て本当の命の譲渡ができるのではないかと私は思っている。

捨て猫だった保護猫から数ヵ月の間にいろいろなことを教えてもらった。と思う

5 ぺったん