クソ寒い現場...遠い目...
はい...
コイン坊っちゃまの
召使いでございます
「はい」が意味不明ですがね...
突然だが
ネコジではなく
私にはSNS上に長年のお友達がいる...
昔...ブログをやっていた関係で
彼女とはネット上のみ
顔も名前も知らない...
もちろん会ったことなどない...
けれど
約10年もの付き合いとなる...
大切な人だ...
私よりもだいぶ年下だが
ご両親がご高齢で
認知症のお父様の介護をしていた...
彼女はお父様とは
幼い頃から確執ある関係だった...
だけど、懸命に介護をしていた...
そしてお父様は
去年の暮れに亡くなった...
しかし私は...
不謹慎ながらもホッとしてしまった...
確執ある父親の
毎日の壮絶な介護...
彼女はいつも
父親に優しくできない自分を責め
心の闇から抜け出せない苦しみを
抱えていたからだ...
私がホッとしてしまったのも
「彼女がやっと介護という大変な毎日から
解放された」...
...という、思いからだった...
介護というのは
やった人間にしかわからないもので...
私なんかの関係のない者が
軽々しい言葉で
励ましたり元気づけたりして
どうにかなるものではない...
だから私は彼女のブログを
眺めるだけになっていたんだ...
お父様が亡くなって
赤の他人である私がホッとしてしまう
...なんて無責任な立場なのだろうと
感じたのは
今の彼女の気持ちを知ったからだった...
あんなに...
父親を憎みながらも
認知症になってしまった父親に
優しくできない自分を責め...
介護を懸命に続けた結果だというのに...
彼女自身が「後悔の念」に
駆られてしまっているからだ...
血の繋がりを
さほど素晴らしいものとは思わない
...という思想を持つ私は
自分の浅はかさに
悲しく、情けなくなった...
彼女は...こんなにも...
お父様のことを
大切に思っていたんだ...と...
それはきっと...
介護が壮絶だったからこそ
なのかもしれない...と...
介護が壮絶だったからこそ
なんで優しくできないんだろうと
自分を責めてきた...
お父様の死は彼女にとって
心を痛めつけるものとなり...
そして...
憎んでいたけれども
人間の極限を体験したことで得た
愛情よりも深いものなのだろう...と...
言葉が上手くまとまらないけど
そんなふうに感じた...
彼女が立ち直るには
まだまだ時間がかかるかもしれないけど...
私が久しぶりに送った彼女への言葉なんぞ
浅はかだったかもしれないけど...
私と彼女を繋ぐものは...
ただひとつ...
「空」...

顔も名前もお互い知らないからこそ...
見上げる空だけは
共通のものだから...
彼女もきっと
このブログを見ている...
私も彼女のブログを見続ける...
お互い
もうほとんど言葉を交わすことはないが...
そういう...
はるか遠くても
お互いが生きていることを確認するだけの
かけがえのない存在なんだと思う...
またボクの出番がありません...の図


アウトどころか
退場レベルのミニボンボリン...

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