動物の治療

2018年1月31日(水) 2339 / 7

猫を飼うに当たって、予測できないのが医療費。
ここの住人は飼い主レベルの高い方が多いので、かなりの高額医療も食費を削ってでも出すわ！
という方が多いと思う。

「医療費も払えない人は猫を飼うべきじゃない」
そういう意見もチラホラ聞く。
昔は私もそうでした。

でも、最近は思うんです。

病気になった時点で、治療をしないという選択をしてそのために亡くなるというのは、ある意味天寿じゃないのかな、って。
もちろんその天寿を伸ばすために治療をするのがダメなわけじゃないし、してあげれればそれに越したことはない。
一時的な病気で、それを乗り越えたら普通の健康な生活が待っている、というのであればぜひその天寿を伸ばしてあげてほしい。
でも、慢性的な病気で、治療治療でつらい日々、飼い主もなけなしのお金を削っていく生活。それを強制はできないな～と。

１０歳の子にもう年だから、と言い訳をして何もしない飼い主はいやだ。
１８歳の子にもう年だから、と言い訳をされると確かにと思う。
糖尿病にかかったけど、お金も通院もそこまでできないという子は治療をしないのも一つ。
腎不全で既に貧血になっている子に、治療をしないという選択も一つ。

病気じゃない時にたくさん可愛がって、ちゃんと生活環境も整えてあげて、楽しく一緒に暮らす。
避妊去勢はちゃんとしておく。
ちょっとした病気の治療はしてあげられる金銭的余裕がある。

であれば、飼ってもいいんじゃないかと私は思う。
保健所で死んでいくはずだった命が、天寿と言われる状態まで楽しく生きられるのであるならば。

個人的に自分の犬猫にお金の糸目はつけないタイプですけどね。

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