以前、日記に書いた実家の愛猫ここあ。
セカンドオピニオンを受けて、腫瘍の除去手術を受けました。
手術を受けるか、経過観察をするか悩みました。
良性の腫瘍であれば大きくなることはないのですが、ここあの腫瘍は大きくなっているので、悪性の可能性がある。
悪性で転移性のものだと臓器に転移してしまう恐れもある。
ここあは血液検査、レントゲン、エコー検査の結果、健康体で手術できる状態であることがわかりました。
手術時間も30分位と短く、その分開腹手術等と比べると麻酔のリスクも低いとのことでした。
現在手術は無事に終わり、腫瘍の検査結果を待っているところです。
ですが、手術中に事故が発生しました。
電気メスが発火して手術中のここあの顔や体に引火して火傷をしました。
体は少し焦げたくらいなので大丈夫でしょう。
ヒゲは焦げてしまって根元の1㎝くらいしかありません。眉毛もありません。でも3ヶ月位経てば伸びて元通りになるので、時間が経つのを待つしかありません。
左耳は火傷が1番酷く、壊死してしまい硬く萎縮して、変形してしまいました。パリッと折れて取れてしまいそうです。
内側は赤くただれています。
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予測できない事故だった、想定外のことが起きてしまったのだそうです。
術前の機械のチェックでは問題がなかったそうです。
過去に事例はなく聞いたこともない事故だとのこと。
誰かを責めたって、誰かのせいにしたって、もうどうしようもないし、何も変わらない。
ここあの耳は治らない。元通りにはならない。
除去手術自体は無事に終わって、術後の血液検査も異常なし。これは心から嬉しいこと、良かったと思ってる。
けれど、こんなことになるなんて思ってなかった。想定してなかった。手術自体は無事に終わったし、命に関わるような問題ではない、こんな風に思うのは欲張りなのかもしれない。
でも本来なら負わなくていいはずの怪我を負わせてしまったことが悲しい。
ここあに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
治らない傷を作ってしまった、痛い傷を負わせてしまった。
どうしてこんなことに。
違う病院にすればよかった?私が手術に使う機械のことも聞いて調べればよかった?何か1つでも違っていたら防げた?
手術を受ける際には、機械による事故が起こらないかどうか、可能性がないか?こちらからきちんと確認をした方がいいということがわかりました。
皆様も気をつけてくださいね。
ごめんね、ここあ。
まだ元気ないんだもんね。
心も体も疲れちゃったね。
食欲は戻ってきましたが、耳のせいなのか?ヒゲが短すぎるせいなのか?元気がありません。
鬱状態のように見えます。
やはり、ヒゲは猫ちゃんにとって大事な器官なのではないでしょうか?
早くいつも通りの元気なここあに戻れるようにみんなで全力でサポートするからね。
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