救われたこと

2018年2月6日(火) 280 / 0

完全に独り言です。

一昨年の引越で3大悪夢のうちの1つが地域猫だったはっちゃんを保護出来なかったこと。

3大悪夢…。
はっちゃんの捕獲失敗。
猫達の失踪。
プロフィール写真ハッピーの死。

ハッピーは初めて私の最愛になっためーやん(多分本当はミケと呼ばれてたらしく、本猫を呼ぶ時はミケで、先住猫のミケと区別する意味で便宜上は明(メイ)と呼んでました)を失った傷心を癒やしてくれていた猫です。

引越自体が大家さんと調停までして揉めた事案で、引越そのものが多大なストレスでした。
仕事も辞めなければならなかったです。
家族もストレス過多のため、非協力な部分を責めることも出来ず。

猫達の失踪で私の心は完全に折れました。
遠方にいる姉だけが私の気持ちを理解してくれていた事がせめてもの救いでしたが。
当時は死ぬことも頻繁に考えており、自分で鬱の傾向に気付いてからは残された猫と自身の精神を癒やすことに費やし…1年も社会復帰出来ずにいました。

そんな中でハッピーは死んでしまいました。
脳梗塞の可能性があったらしいのですがMRIがあるわけでもなく(設備がないので)、あっと言う間の死でした。
その当時は何とかアルバイトを始めた時期で。
ハッピーは間違いなく私を待って帰ってくるまで意識を保っていました。

…まだ辛い。
来月が一周忌。

めーやんとハッピーが私に残してくれたものは計り知れない。
辛さと同じくらい諦めない事も教えてくれました。
様々な後悔の波を乗り越える力をくれたのは、一番の力はこの猫たちです。

だからはっちゃんを捕まえる事が出来た。

そしてはっちゃんが引越の悪夢を終わらせてくれた事を今は実感している。
家の中に火が灯ったように明るくなった。
はっちゃんを救うと同時に私達人間は救われたよ。
猫との絆が流れに流れて今を作っている。

私自身はまだ完全に立ち直ったわけではない。
家族全員そうだろう。
それでも前を向ける力をくれたのは猫のおかげ。

だから、今居る猫をまずは第一に考えて幸せにしていきたい。
出来ることは限られてるけど…。

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