南国徳島はこの数日の陽気で、日を追うごとに春の気配が増してきました。
様々な野生動物が姿をあらわし、
庭には野鳥が舞い降り、
外猫ダンシたちが発情期を迎え徘徊しています(苦笑)
それはそれとて近頃平穏な我が家。
冬から脱却した猫族も、少しづつ活動的になってきました。

かめ子が去って、ようやく居間へ降りてくるようになったレプン姐さん。
ナミやマルリ、ノンノとおいかけっこする様子も。
気づくと、読書する私の隣で眠っていたりなど、
私の心のツボを巧みに突いてくれます。

ノンノは、外猫の様子が気になるようで、
庭で散歩させると、すぐに外猫たちのやって来る塀の向こうへ行きたがります。
リードで動きをけん制しますが、今まで3年ほどあまり反応しなかったのに、
どうして今年は急に、なのかは不思議です。

マルリとナミ。
このふたりの関係性はずっと変わらず、ナミはマルリの手下。
積極的で強引なマルリの性格に、跳ね返ることない消極的で気の弱いナミの性格が、
うまくマッチするんでしょう。
実はナミの優しさに、マルリが呑みこまれているだけ…とも言えるのが面白いところ。

この猫族と出会うのに、私は40年以上も時間がかかりました。
本当に大切で、かけがえのないものを醸成するには、
人生の熟成にかかる時間が、それだけ必要だったんでしょう。

急逝した知人の猫で思い出すのは、やっぱりウタリさん。
君がいるから皆がいるのだと、強く強く感じます。
温かい日に、温かい気持ちになれる。
こんな時間を、いちにちを、ありがとう。
最近のコメント