ＦＩＰ 診断確定から７カ月

ＦＩＰ　診断確定から７カ月

2018年3月7日(水) 832 / 31

ぷりんは去年の６月に他サイトで貰ってきた子。
もうその方とは連絡がつかず、詳しい誕生日も聞けずにいる。

最初は２匹、子猫がいますって書き込みがあって。
応募して、先着順で私に決まった、と連絡があった。

貰いに行く１週間前に、１匹が突然死しました、
病院に連れて行ったけど手遅れでしたって。
あと１匹は元気ですが、どうします？ってサイト内のメールが届いた。
私は貰う気しかなかったので予定通り貰いに行きますって返信。

猫を飼うの初めてなので変な質問すみません、
何か必要なものありますかって質問した。
特に何も必要ないですよ、との返信。
とりあえずキャリーバックを車に積んで旦那さんと出かける。

熊本から大分まで車で走り、その方とは最寄り駅での待ち合わせ。
自転車の前かごのダンボールに入れられてぷりんは来た。
目やに、鼻水が凄かった。
「風邪みたいなんですよ、でも元気なんで」との事。
手土産のケーキを渡し、もしよければ連絡先の交換をしませんかって申し出。
「いや、もう貰ってもらうのでそれは必要ないです。」って回答。

そうなの？そんなもんなの？
心配とか、元気でいるかなとか思わないんだ？

帰りの車の中で抱っこしてると、尻尾がパリパリ。
なんか乾いてる、こびりついてる。
ウエットティッシュで拭き拭き。
にゃーにゃー
にゃーにゃーにゃー
「初めましてだね、猫ちゃん。よろしくね。」

目やにも凄いけど鼻水も凄いね～
くしゃみもしてるね～
子猫ってこんな感じなのって思った。
猫の受け渡しってこんなもんなのかなって。
あっけないというか、なんというか。
ドライっていうか、冷たいっていうか。

でも違った。
ここのサイトでは大事に大事に受け渡しされてる。
あれって、普通じゃなかったんだよ。

きっとこれって運命だったんじゃないかっておもった。
うちに来なければきっと、多分、助からなかったかもしれない。
何か大きな力が働いてうちの子になったんだ。

貰った時が３ヶ月って言っていたから、遡ると今月が誕生日かな。
１歳の素敵なムチムチレディに育ってる。

６月にうちに来て、３～４日おきに熱が出て
病院へ通っていたよね。猫飼いは初めてだから
病院もわからず、職場の人が通っていると聞いた病院に連れて行ってた。
往診もしてもらって、熱さましの注射や点滴の繰り返し。
でも全然良くならず、どうしても診てほしい！って時にその病院が
休みだったから、今の病院に辿り着く事が出来た。

でも発熱の原因がわからず、点滴でしのいだりしてて
ひどいときは１日２回、３回と通った。
入院も何度かさせてもらい、何度目かの検査でＦＩＰってわかった。
病名がわかってからは、ネットを見るたび絶望したり。
でもここで勇気を貰った！

２度目の入院のとき、カウンセリングの先生から
「この子は大変な病気だけど、生きようとする力が凄く強い子。
熱がない時は普通の子猫ちゃん。しっかり遊んであげて。」って言われて
目が覚めた。辛いのは私じゃない、ぷりんだよねって。

そして去年の８月から毎日アトピカ服用で
奇跡の回復を遂げている。

このアトピカって、相当嫌みたい。
「薬飲もうかね～」って言葉をかけると一旦動きが止まり、
「私、用事あるんで…」みたいな感じで私がいないほうへ逃亡開始。

昨日なんか、コタツの中に入り込み必死の抵抗！！
やっぱり猫って、言葉わかるんだ！

「この薬、嫌だね。でも大事な大事なお薬だから頑張ろうね、いい子だね」って
薬を飲ませると、じっと私を見つめる。
飲ませた後は涙目。
「猫が好む味」って説明うけたのにな。
ぷりんは嫌いなんだね、ごめんね。
でもこれは大切な命の薬なんだからね。

毎日の通院が週２回になり、
毎週の通院が隔週になり、薬も減薬。
隔週の通院が月1となり、1月に行ったら次は4月と。
4月に血液の検査をしますって。
待ち遠しい！
きっといい結果！
そう信じてる。

ＦＩＰと診断されてから凄く凄く辛かったけど
薬のおかげでこんなに元気に。
あれから熱も出てない。

ご飯食べない問題も今はカリカリメインに
落ち着き、残る課題は体重管理。
前回ＢＥＳＴ体重は3.5キロと言われてて。
1月の時点で0.3キロＯＶＥＲ。
まぁ、これくらいなら少しの体重管理で済むかなって思ってた。

昨日、最近体重計ってないなって思って
体重計にぽんって置いてみたら…

4.5キロ

Σ(|||▽||| )