僕の家族の日々

2008年2月2日(土) 524 / 9

“僕はお外には出られないけどお家では殿さまだよ。
どこでも行きたいところに行けるようにドアは皆少しづつ開けさせてるし寝たい所で寝る。

夜はおかあさんのお布団の上か下のお姉ちゃんのベッドで寝る。
皆はおかあさんは僕の正妻。下のお姉ちゃんは僕の側室と呼ぶ。
昼間は上のお姉ちゃんのベッドで寝て時々お兄ちゃんのベッドでも寝る。
お兄ちゃんは歳の離れたふたりのお姉ちゃんの扱いは上手だ。
でも先日、上のお姉ちゃんが“大人っぽい”って言われたと喜んでいたのに“それって、誉め言葉なの？”と突っ込んで痛い目に遭っていた。

まあまあ女性の扱いに慣れたお兄ちゃんも小さな僕には弱いらしい。
先日、僕がお兄ちゃんの枕を占領したら
おかあさんにどうしよう･･･と訴えていた。
お母さんは笑いながら
“男でしょ、枕くらい奪い返しなさい”って言ってたけど
結局、枕なしで僕の隣で小さくなって寝ていた。
受験生なのにちょっと悪かったかな。
お姉ちゃんはお兄ちゃんの事を下僕と呼んでいる。
さすがにそれはないと思うけどお兄ちゃんは生まれた時からそうゆう風に生きてきたから宿命なのだと思ってるらしい。

そういえば、昨日、下のお姉ちゃんがなにやらニタニタと笑いながら帰ってきた。
手にはなんだかお買い物袋。
僕の傍にきて見せたのが･･･ブルーのなにやら。
アメリカの開拓の女性が被ってたようなボンネットというらしい。ほら！田舎のおばあちゃんが農作業の時にかぶってるような･･･
ゴルフのキャディさんが被ってるような･･･
と言ったほうがイメージが湧く。
僕が嫌で逃げ回るのを皆で押さえ込んで被せられてしまった。
あっはは･･･笑うしかない！
お姉ちゃんはこ～んな姿を想像してたらしいけど