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夜中のミルクやりを高齢の母にはさせられず
夜はハイツに…
保護して数日経った夜中3:00頃
私の隣で寝ているサランの粗相に気付く
抱っこすると
いきなり後弓反張という
硬直性痙攣を起こすサラン
パニックになりながら、両親宅へ連絡
40分程経って…
コンコン…
両親が来てくれた
後で聞くと、
懐中電灯を頼りに歩いて来たと…
夜中だったので車のエンジン音が
近所迷惑になるだろうと…
父親は
15歳の時
遺伝性の網膜萎縮で
ほとんど視力を失くしてしまった
15歳でたくさんの夢を失ってしまった父…
白い杖は使わない、プライドの高い父
外に出たがらない父でした
そんな父が、真っ暗な夜道を母と2人
寄り添って歩いて来てくれた
父が、今から行く!
そう母に言ったのでした
父の、猫さんに対する想い…
サランへの愛情
サランの存在の大きさ
出不精の父を…
父の心を
小さなサランが動かした
サランの様子を
私達に何度も何度も聞きながら
大丈夫や!
頑張れ!
水飲ませてみぃ!
そう言いながら鼻をすする父
恥も外聞も捨てた父の目からは
大粒の涙が溢れていました
母も涙を流しながら
ばーばんが抱っこしちゃる
そう言って娘からサランをそっと受け取る
みんなで
頑張れ!
もっともっと生きるんやで!
このおもちゃで遊ぶんやで
死んだらあかん!
まだ1ヶ月しか生きてないんやでー
色んな言葉をサランにかけた
そして…
数時間後
みんなの愛がサランに届いたね( *´︶`*)
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