すっかり家猫になったむうたですが、よくよく観察してみると、むうたなりの掟がいくつかあるようです。
今回はその中のいくつかをご紹介したいと思います。
掟其の一
「とりあえず乗ってみるべし!」
私がむうたの部屋に行くと、いつもすぐさま駆け寄ってくるむうた。
私が座ろうものなら、抱っこ猫むうたの本領発揮!
必ずお膝に着地。
それは座っているときだけでなく、私が寝転んでいても同じです。

どれだけ体制が落ち着くまいが、グラグラしていようが何が何でも乗ってくる。
「安定感は問題じゃないんだ。とにかく乗ることが大事なんだ!」
掟其のニ
「近ければ近いほどよし!」
夜、むうたを寝かしつけるために、毎晩むうたの部屋に様子を見に行く私。
むうたは自分の部屋で大人しく待ってます。
しばらくおもちゃで遊んで、疲れた頃に横になってむうたを誘います。
むうたは私が横になると
「あ、ねんねだな」
と、私の横にやってきます。
そして、私の鼻をペロペロして、そのままお鼻をくっつけて寝始めます。
その距離。0mm:(;゙゚'ω゚'):

もう、お互いの息がかかる距離でねんねし始めます。
寝始めたむうたを起こさないように部屋を出ていくのは至難の技で、毎回苦労してます(^-^;
「だってくっついてるとママも安心でしょ。ママ、さみしがりやだから、むう、くっついてあげるんだ」
掟其の三
「チャンスは逃すべからず!」
野良時代、エサ場でごはんを待っていたむうた。
その名残りなのか、キッチンや居間で空のお皿を見かけると、必ずその前で待機。
お皿の前で待っていると、何かごはんを入れてもらえると思い込んでいるようです。
巨大化に歯止めがかからないむうた。
なんとかダイエットしたいけど、空のお皿の前で辛抱強く待っている姿を見ると、ついついオヤツをいれちゃうダメダメな飼い主のせいで、ダイエットは夢のまた夢となってしまいます。
「お皿はうまうま入れるものでしょ?ママに空っぽだよ、って教えてあげなきゃ」
掟其の四
「アピールは見られているときにするべし!」
遊んで欲しいとき、自らおもちゃをくわえてくるむうた。
それでも、忙しくて相手をしてあげられないこともしばしば。
私が見ていないときは諦めて大人しくしているむうたですが、私がむうたの方を向くと、とたんにおもちゃで一人遊びを始めます。
そりゃ、もう激しく。
そして、遊びながらちらっ、ちらっと私の方を見てきます。
「ね、むう、かわいいでしょ。ひとりで遊んでるんだよ。かわいそうでしょ?ほら、ママ、一緒に遊びたくなってきたでしょ?」
とばかりに。

計算ずくのその姿に、騙されてはいけないと思いつつも、毎回まんまと騙されてしまうダメダメな飼い主(;´д`)
むうたの策略にハマりまくってます( ;´Д`)
「ママ、お仕事してるよりむうと一緒に遊んだ方が楽しいでしょ?むう、ママと遊んであげてるんだよ」
掟其の五
「開くまで待つべし!」
天気がいいと猫ドアから出て、お庭で遊んでいるむうた。
ちゃあちゃんともよく一緒にいます。
それでも、私が玄関や縁側を開けると一目散に駆け寄って来ます。
こちらとしては、別にむうたに用もないし、ちゃあちゃんと遊んでるんならゆっくり遊んでおいでよ。帰るときは猫ドアからね。と玄関を閉める私。
家に入りたければ猫ドアから入ってくればいいのに、閉められた玄関の前でずっと待機。
しばらくして様子を見に行くと、やっぱりじっと開けてもらうのを待ってるむうた。
どうしてそうなるのかわからないのですが、おそらくむうたとしては、私が玄関を締めるのを見て、
「閉め出された!開くまで入っちゃだめなんだ」
と思って、私が迎えにくるのを待っている様子。

別に閉め出したつもりはないのに、なんだかこっちが罪悪感。
「閉められたら入っちゃだめなんでしょ?むう、ママが許してくれるまで、ちゃんと待ってるよ」
掟其の六
「ごはんの時間は厳守すべし!」
日中はお外に出ることが増えたむうた。
そして、夜もパトロールに出かけているようです。
たまにフェイントで時間にむうたの部屋を覗くと、ほぼいない(^-^;
なのに、朝はもちろん、お昼も夜も、ごはんの時間には必ず帰ってきます。
「んま〜ん、んま〜ん」
と鳴きながら、足元をうろちょろ。
ちなみに、この「んま〜ん」と鳴くのはごはんのときだけ。
もしかして「ごは〜ん」と言ってる?
「むう、ごはんの時間、ちゃんとわかるんだよ。すごいでしょ?でも、ママ、たまにお寝坊して朝ごはん遅れることあるよね。むう、お腹すいちゃうよ。ちゃんと起きてね」
…はい、すいません…💧
ちなみに、晩ごはんが遅れると二階の私の部屋まで迎えにきて、例の襖開けが始まります。
掟其の七
「カリカリは箸休めとすべし!」
保護当時、口内炎がひどく、カリカリがなかなか食べられなかったむうたに、少しでも食べてもらうためにウェットを中心にあげていたため、今でも何を勘違いしたのか、ごはんはウェットメインに。
猫缶とカリカリを出すと、私が猫缶を準備する間だけカリカリを食べるむうた。
猫缶のお皿が出てくると、カリカリには見向きもしません。
しかも、毎日朝晩2缶は食べてしまうむうた。
それでも足りないと、仕方なくカリカリをちょい食べ。
そりゃ、デブデブするよね〜(;´Д`A
「だって、むうのごはんはやわらかごはんでしょ?ママ、いつもやわらかごはんくれるもん。カリカリ?あれっておかずだよね?」
おまえは〜っ!
贅沢なんじゃぁ〜っ!
毎日猫缶ばっかり食べやがってっ!
「なんで?むう、お口痛いからやわらかごはんしか食べられないんだもんっ!」
もう痛くないはずでしょっ!
ママ、知ってるからねっ!
「むう、病気なんだよっ?ママ、むうにごはんたくさん食べて欲しいんでしょっ?」
たくさんにも限度があるのっ!
むうたは食べ過ぎなのっ!
見てごらん、このぽんぽん。
たぷたぷでしょっ?
ほら、お肉たぷたぷでしょっ?
「なんでそんなこと言うのっ?むう、たぷたぷじゃないもんっ!ちょっとぽっちゃりなだけだもんっ!これくらいがかわいいんだもんっ!」
たぷたぷのデブデブです〜!
ほら、こんな写真、載せちゃうからね〜。

「ひどいよ、ママっ!むう、こんなおなかじゃないもんっ!」
はいはい。
たぷたぷデブデブ(*´ω`*)
最近のコメント