外の生活は自由だけど怖かったと思う。
だって軒先から聞こえた君たちの鳴き声。
保護して人に震えながら必死で餌にがっついてた。
ずっと寝る時は兄弟妹で固まってた。
特にマロコはダッコ出来るようになるまでは大変だった。
外が嫌いでベランダすら即座に出て戻るマロコは本当に外が怖かったんだと思う。
今だに声かけて手は彼女の顎下の位置からじゃないと逃げる。
そうやって、ソッと声かけながら優しく撫でると、カチカチだったマロコが
「あ、大丈夫なやつでし」
と少しずつ身体を預けてくれて、グルグル鳴いてくれる。
ごはんも兄が先、妹は後。
妹が兄に近づくと兄は絶対に拒否しない。
もし野良のままだったら、君たちはどうなっていたんだと思う。
人のエゴで家に閉じ込めてる自覚はあるけど、それでも今だに寄り添う姿を見たら、それもまた良しって勝手に思っちゃうんだよ。
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もう当たり前に家族。
私の腕にもたれてくれたり、撫でろと真っ直ぐ要求してくれる。
どうか、君たちが少しでも幸せでありますように。
毎日かかさんの手を舐めて労ってくれてありがとう。
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