ネコの多発性嚢胞腎遺伝子検査結果、陽性。
ほんのちょびっと、少しだけ、微かににどこかで期待していた可能性も、これで消えました。
まあ、とっくに覚悟はできていたことなのですが。
お世話になっているキャットクリニックから、この病気に関しての研究がすすんでいる岩手大学農学部付属動物病院へ検査をお願いしていただきました。

こんな感じで、結果が来ます。
猫の多発性嚢胞腎を確定するには、現段階では遺伝子検査しかないそうです。
症状が出てしまっている以上、無理に遺伝子検査を行う必要はないらしいですが、我が家の場合は検査をお願いしたのは、やはり病状の確定をしたかったことがひとつ。万が一でも、何か違うことが原因で腎不全になっているのであれば、治療法に影響があるだろうと思ったから。
ふたつめは、もんちゃんの母親ササミちゃん、同腹の姉妹キロロ・リオンがいるということ。こっちの理由が断然大きいです。
多発性嚢胞腎は遺伝性の病気。
もんちゃんが遺伝子検査で多発性嚢胞腎の診断をされれば、その同腹姉妹であるふたりも同じ病気を持っている可能性があるのです。もちろん、母猫であるササミさんにも。
そして、もんちゃんの陽性診断を受けて、
すぐにエコー健診を受けたきぃちゃんの腎臓に、嚢胞が発見されました。
・・・姉妹だもんね。

幸い、きぃちゃんにはまだ腎不全の臨床症状は出ておらず、元気そのものの毎日を送っています。
よく食べ、よく遊び、よく寝て、よくワガママいって、この子が病気なら、世の中には健康なニャンちゃんなんていないよねというくらい笑。
それでも血液検査の数値を見ると、腎不全ステージ2の値ではあり。。。
もんちゃんと一緒に、仲良く療法食生活突入ですね。
なんというか、さすがに堪えるなあ。
ここで私がショック受けたところで、本当に仕方がないのですが。
もはや、開き直ることくらいしかできない。
私はまだまだ、君たちとずっとずっと一緒に毎日過ごしたいんだから、
やれることはなんだってやってやるんだからね!
最後に希望。
母猫であるササミさんは、エコー診断の結果、きれいな腎臓をしておりました。

「ちょっとーっ、びょういんでけんさとか、アタシきいてないからーっ!」
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