本当に「住まう」こと...

2018年3月29日(木)

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あれ...

こんなに賞味期限長かったんだ...

月餅の賞味期限を
見間違えていた...

コイン坊っちゃまの
召使いでございます

いい加減
月餅の話題やめろよ、て感じだよね...

失礼...

今日はなんとも
暖かかった...

今からこんなに暖かかったら
真夏はどうなるんだ...

という定番の疑問...

もちろん

最悪な気候になる、なんざ
覚悟しなきゃならないのだろう...

5年前に
一人暮らしの父親が亡くなり

その空家をそのまま放置していた
息子さん家族から

売却したいとの依頼...

もったいないから
売らないでいたのではなく

なにかと面倒だから
放置していた...という...

普段、間取り作成は
古い建築確認書の図面をいただいたり

新築を売る際には
売主から図面をいただいたりして

見栄え良くアレンジして
作成する作業なのだが

今回は資料が何もなく

幽霊でも出そうな現地にて
間取りをトレース...

平面を立体に考えたり、
立体を平面におとしたりするのは

そんなに得意じゃないが
なんとか出来上がる...

駅も遠く、道路付けも悪い...

おまけに隣家はゴミ屋敷のような家で

道路にゴミがはみ出ており
車の出し入れも大変だ...

言ってしまえば
価値の低い不動産...

依頼されたからには
全力を尽くす...

しかしながら

売りたい気持ちはわかるが
現実は知ってほしい...

あなたにとって価値のない物は
他人にとっても価値のない物なんだ...

だから期待をしてはいけない...と
常日頃、心で唱えている...

改めて
空家は社会問題だ...

古民家再生...などと
カッコイイ言葉だけが一人歩きしているが

それはエリアだったり
暮らしぶり、良い素材、構造など

おおもとに価値があるから
古民家と言える

大抵の住宅は
単なる小汚い民家...

それをどれだけ大切に
最後の最期まで住まうか...

それが出来て...初めて
空家対策が始動できるのだと思う...

人間より猫のほうがよほど

「家」に対し
愛着を持っているだろうと思うのは

私だけだろうか...

月餅をモグモグ食べる召使いを
ガン見する坊っちゃま...の図