自宅でのこの輸液を開始して、一か月が過ぎました。

当初は必要以上に気負ってしまい、針を持つたび、めちゃくちゃ緊張。
皮膚を何度も何度もつまみなおしては、深呼吸。
目測で針の角度や刺す場所の確認をしては、ため息。
それでもいざ、なかなか針を刺すには勇気とタイミングが。。。
そのうち、この妙な緊張感に我慢できなくなったもんちゃんが、痺れを切らして逃げ出す。
まさしく、
『こんな皮下輸液はイヤだ~(`・ω・´) BY にゃんず』
・針を刺すまでの時間が長すぎる。
この王道パターンのお手本(?)を繰り返してしまっていた、私。
そのせいで、もんちゃんにもずいぶんと迷惑を掛けしまったものです(T_T)
ほんとに何度も何度も何度もっ、失敗しましたし!
針の刺さりが浅くて液漏ればっかり、そのせいで何度も何度も刺しなおしたり、途中で逃げられちゃったり。
どうしてもうまく行かずに、病院に駆け込むことだって、数回。
いやあ、だってやっぱりね、怖いですよ。
我が子に、針を突き刺すんですもん。
失敗したら・・・。
痛いところに当たらないかな・・・。
この位置に刺して大丈夫かな・・・。
もう、ぐるぐるぐると不安で頭のなかはいっぱいです。
同時に
『私がやらなきゃダメなんだ! この子にとっては、輸液は命の水なんだから!』
無駄に力んでしまっていたのも、初期のころの、たぶん敗因だったのだと思います。
あまりの失敗続きに、なんとかコツとかないものかと輸液の方法についてサイト巡りをしていたときに、
『いやいや、人間だってさ、点滴の針もったお医者さんや看護士さんに、必死の形相で追っかけまわされたらさ、めちゃくちゃ怖いと思う』
そんなカンジのことが書かれていて、私は力みがとれました。
ああ、そだね~。
それからは、何かが吹っ切れて
『もん~、点滴するよ~。ん? いや? いやでもやるよ~。
どうしてもいやなら病院いくけど、どうする~? お家がいいよね~』
とか、のんびりおしゃべりしながら、輸液を行う準備をしています。
いやあ、なんとかなるものですね。
人間、あきらめないことって大事です。
ここ3回程は、今までの失敗が嘘かのように、苦手だった皮下輸液に成功して小躍り状態です。自画自賛。
もんちゃんも、大人しく協力してくれています。
なんていい子なんだ!
おまけに、ついに今日は、輸液中にゴロゴロといってくれたのです(*´ω`)
まあ、輸液の準備をしはじめると、毎回これなのですが。苦笑。

カーテンの隙間から、じぃ~~っ。

『なんかしようとしてるでしょ?
わかってるもんね!』
色々な方の日記などを読んでいると、みなさん、ごくごくふつうに皮下輸液をしていらっしゃるので、本当にすごいなあって思っています。
私もようやくスタート地点に立てるくらいの腕になったので、このままこの道を究めていたいと思ってます(`・ω・´)
実家で暮らすリオンも、無事にエコー診断が済みました。
いまのところは、嚢胞が見られない正常な腎臓だったとのこと。
血液検査も問題なし。
ほっとしました。

『ていきてきに、えこーけんさするんだって』
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