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今日、胸水を抜いてきました。
胸水の性状は血漿性。
検査の結果、猫白血病ウイルス陽性。
猫白血病ウイルスによるリンパ腫と診断されました。
リンパ腫に対する抗がん剤、インターフェロンも検討しましたが、効果はないだろうとのこと。
私自身も、看護師で抗がん剤治療をしている患者さんを間近で見てきました。
こんな小さな体に、あんなに酷い仕打ちはとてもじゃないができないとおもいます。
まだ彼は一年来ていません。余命は、1ヶ月もない。
God gave me and God has taken away.
ヨブ記に登場する一説。(原文のGodはLordだが)
何故神は私に与えたのだろうか。
そして、何故神は奪うのだろうか。
そして、一番苦しむのはこの子だとわかって、神は与え、神は奪うのだ。
何故この子を奪うのか。
この子は飼っている子たちのなかで一番の甘えん坊だった。
乳飲み子だった頃から育てているからかもしれないがとにかくいつでも擦り寄り、私の膝を独占した。
私も彼の要求に甘んじて受け入れていた。
だからこそ、神は彼を奪うのか。
だからこそ、彼は私に一生懸命に甘えてきたのだろうか。
自分の命がどれほどかわかっていたのかい?
麻酔を受けてまだぼーっとしている彼を眺め私は思わずにはいられない。
たいが、死なないで。
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