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当サイトでは3.11に左右された人の投稿も見受けますが、自分も書きたい話があります。猫を彫る経緯にも繋がるので読んでもらえれば幸いです。
東北巨大地震の半日後、長野栄村でも震度6強の地震が発生しました。私はキコリなので雪に覆われる冬は仕事量が減り ボランティアに行くことも可能で「東北はまだ混乱してるから栄村へ」と、事前に個人登録して現地へ向かうことに。3回に分け 計15日間で 最後の一週間は4月に突入。けれども当地は豪雪地帯。夜には氷点下10度まで下がるなかでの ガソリン代を節約して寝袋にくるまる車中泊に「何してるんだろ、募金したほうがよっぽど…」と自己嫌悪にも陥りました。
そんなある日、事務所に行くと「今日は介護施設の片付けを」とのことで、受付順で50代半ばの男性とペアを組むことに。そして 部屋を出てすぐに「君どこから来たんだ?」と問われ「ペンションやってるから泊まっていきな。宿代 メシ代心配するな。富山からの応援に長野県人として応えるのは当然」との流れに。彼も一般ボランティアです。結局その日は温かい食事と布団の恩義を受けることに。今でも鮮明な良き思い出です。その付き合いは今も続き、前々回投稿の『愛しきタム』に繋がります。
https://www.neko-jirushi.com/user_home/diary/diary_detail-167012-155529.html
この出会いがなければ飼い猫を彫ることも無かったし、当サイトに登録することも無かったかもしれませんね。
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ペンションの看板娘 バイクさんとモナコさん
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