FIPでした。
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茶でびんは、前に日記に書いたのですが、波乱の人生を歩んできました。
人生の転機は三度。
生まれてから野良猫として生きてきました。
自称ボランティアに捕獲されて、何年もケージ暮らしをしいられました。
自称ボランティアから我が家へやってきました。
茶でびんは触れない猫だったので、ギリギリまで病院へは行けませんでした。
触らせてくれる頃には、病気は進行していました。
血液検査をして診察の結果、病院でFIPとわかりました。
もう末期で、対処療法しかできない毎日でした。
私は考えました。
茶でびんは、どう終わりたいのだろう・・・・
病院で死にたくないはず・・・・
仲間のいる家で、最後を迎えたいのではないか・・・・
私が茶でびんの為に選択したこと。
それは、自宅でみんなの声が聞こえ、みんなの姿が見える部屋で、同じように過ごす・・・。
もう茶でびんの命があと1日〜2日ぐらいと言われたとき点滴も止めました。
寝ている茶でびんに、私は定期的にスポイトで水を飲ませました。
口の中がカラカラになるのも辛いと思ったからです。
私は何もできませんでしたが、今日茶でびんは旅立ちました。
私が神さまにお願いしたことは、ただ一つ。
どうか、安らかに茶でびんを旅出させてください・・・・
茶でびんは、私たちにゴロゴロ言うことも、スリスリすることもありませんでした。
でも、それでよかったのです。
茶でびんが、自分の意思が通る生活が送れたこと、それが一番だと思うのです。
茶でびんが、我が家に来てよかったのか?
野良に戻りたかったのかもしれない・・・
色々考えました。
答えはわからないけど、次に茶でびんが同じような性格、同じような経緯で現れたとしても、また喜んでうちでよければ来てもらいたいです。
でも、本当はそんな人生味わうことなく、生まれたときから幸せになってほしいけれど。
茶でびん・・・3年と少しだったけど、長生きさせてあげれなかったけど、文句もあったと思うけど、今までありがとう。
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