今日もパトロール、ご苦労様~。
一緒に外に出る。
う―――寒い、今朝の最低気温3度。
まだまだ寒いなぁ。
ふと気が付くと白とトラはパトロールに出かけないで、玄関前の猫小屋で寝てる。

白~風邪ひくよ?あなたってば衣替えが早くて、毎年春先に体調崩すんだから。
とりあえず抱っこして家に入り、大学生3の布団の上へ。
トラは日が出てきたからそのまま日向ぼっこするという。
布団の上の白をなでなで~してたら丸くなる、けど足を触るとニャー、ってなく。
ん?
なんか変?
血が出てるような傷はない、けど右後ろ足をさわるとシャー!って言うし。
くじいた?
それとも肉球にトゲでも刺さってるのかな?
もしかして外部的な事ではなくて、血栓が詰まってるとか別の原因かもしれないし。
キャリーに白を押し込み、病院へGO!
キャリーから出して診察台に乗せたとたん、「足が腫れてるね。」と言われた。
そうかな?気が付かなかった。
先生が後ろ足を持って足の指を少し開くようにして見せてくれた。
「何かが刺さったか、もしくは喧嘩傷が原因かな。
異物が刺さったまま内部にあると、薬で腫れを抑えてもまた腫れてくるかな。
喧嘩の怪我の方が早く治るから、ある意味、その方がいいのかもしれないね。」
先生はそう言った。
それから「去年の6月に同じところを怪我してるけど、また同じ喧嘩相手が来てるのかな。」とも言われてドキッとした。
去年の喧嘩相手・・・”黒”だ。
「6月の何日ですか?」
「12日に受診してるね。」
思い出した。
病院でキャリーから出した途端、血膿が飛び出したときだ。
そしてその日の夕方、猫屋敷を初めて訪問し、今に至るーーーだ。
そんなことを思い出しドキドキしていると、「あ”--ー」白がお尻に注射されている。
「抗生剤を注射したから、これで様子を見てください。飲み薬は明日からね。」

可愛いAHTさんに抱かれて、注射された事もすっかり忘れてご機嫌な白。
嫌がる白を無理やりキャリーに押し込んで帰ってきた。
もらった飲み薬は10日分。

そんなに長い間、白を家の中に閉じ込めてくのは無理だし、傷が開いているわけでもないので庭に放牧した。
午後になって小雨が降り始めた。
白が戻ってきた。
少し足を引きずっている。
と、後ろ足の指の間をなめている。
もしかしてー?
白の後ろ足を見ると、やはり指の間から血がにじんでいた。

白の足を掴んでそのままギューー!っと押す。
「ギャァーー!」白の叫びとともに血膿がぼたぼたと垂れた。
これで異物が刺さっていても流れ出た可能性もある。
膿が出て少しはスッキリしたかな?
そのまま風呂場に連れて行って、温水シャワーで傷を洗った。
いきなり痛いことされるわ、足を濡らされるわで不機嫌な白。
そのままコタツに潜って寝てしまった。
やれやれ~毎度、毎度、同じことの繰り返し。
せめて猫屋敷みたいな事だけは繰り返さないでほしいものだね。
夕方、猫屋敷から「白い子が逃げちゃった」って電話がきた。
猫缶一つ持って行った。
パカッ。
缶が空いた音で、走り回っている白い子がやってくる。
お皿に出してママ達と食べ始めたところを捕まえてケージに戻す。
続きは、兄弟達とね。
美味しそうな匂いがしたのか、シャムちゃんがやってきた。
いつも猫屋敷の子達の食べ残しを食べにきている。
いつもは見て見ぬふりしてるけど、今日はそうしなかった。

「シャムちゃん、一緒に食べな〜」
そう言ってお皿をシャムちゃんに近い所に移動した。
少し驚いた様子だったけど、美味しい物を目の前にして我慢はできない。
ガツガツと食べはじめた。
黒の時みたいに追い払うだけじゃ、事は収まらない。
こんなに長いこと餌を食べにきてるんだから、ねぐらもあるだろうし、縄張りもあるに違いない。
仲良くなって、言うことを聞いてくれる猫になってくれる方が何かと都合がいい。
今度こそ悟られないように、さりげなく事を進めなくちゃね(笑)
最近のコメント