猫屋敷の子たち、み~んな手術終了しました。
とりあえず一区切りです。
もう10ヶ月経ったんだね。
早いような、遅いような。
あとは、子供猫たちが家猫になれれば言うことなし。
土曜日、朝から猫屋敷へ。
さて~白い子と、小さいほうのチャトラ君をキャリーに入れる・・・る・・・る・・
白い子はさっさとケージから出してキャリーに入れたけど、チャトラ君は少しビビリの為、ケージの中を逃げ回る~。
ゴメンね~連れて行かれるのは嫌だよね。
まずは3階から4階への通路をふさいでおいて~3階に来た時に、2階への通路を隙間から板を入れてふさぐ。すると大きなドアから簡単に捕まえて抱っこ~♪
はい、キャリーに入れて、病院へGO!
大きいほうのチャトラ君、ごめんね。
キミは発情が来ちゃったから先に去勢しちゃったんだよ。
だから一人でお留守番だよ。
天気予報によると夜間温度も割と暖かい日が続くらしいから、一人で寒さに震えることはなさそう。
だけど、寂しいよね・・・。
予定ではお迎えは月曜日。
それまでは、我慢してね。
ママやチャサンは見えるし、凶暴猫チーの声も聞こえるでしょう?
この頃は発情のストレスからできたおハゲも毛が生えてきたし、かっこよくなってきたよ。
いい子に待っててね。
病院では、いつものようにキャリーにいれたままケージに入れられた。
先生は二人の様子をじ――っと見て、「このまま様子を見て夕方か夜には手術が出来そうかな」と言う。
「迎えは月曜日でね。」
はい、わかりました。
いつも預かっていただいて、本当に助かります。
病院を出てから、ふと考えた。
今日は隣の市であるオープンガーデンにお邪魔しようと計画していたけど、あいにくの曇り。
せっかく素敵なお庭を見るんだったら、晴れの日がいいかな。
ハッ!!
フラワーガーデン泉で無料セミナーがある!
それに参加しよう~講師は金子明人先生。
NHKの趣味の園芸で見たことある有名な方。
「クレマチスの育て方」という事だけど、ゾッチャはクレマチスを知らない。
昔、義父に「紫色のテッセン」の鉢植えを贈ったことがあるけど、テッセンとは違うのかな?
そんな超初心者がドキドキしながら前から二番目の席に着いた。↼ 二番目♪

うおっ!
TVで見たことある人だ~~♪
優しそうな笑顔とともに始まったクレマチスセミナー。
だが、ここでグサグサと素人心を指摘されてゆく・・・。
「家の紫のテッセンが・・・よく言われますが、私は紫のテッセンなど見たことがない!
良いですか~テッセンというものは、乳白色の花弁で、紫の雄しべ、緑の雌しべ・・・(略)
紫のそれは『クレマチス』です。」
「『クレマチスってトケイソウに似てますね』どこが似てるんですか?!
良く花を観察してください。葉のつき方を観察してください。
たまたま色が紫色だって言うだけ~それでは似ていることにはなりません。
クレマチスにはクレマチスの育て方があります。そしてクレマチスの中でも剪定を強くするのもの、強く剪定をしてしまうと翌年花が咲かないもの、いろんな品種があります。
だから、ラベルのついているクレマチスを買ってください。
品種がわかると手入れの方法がわかります。
名前はとても大事なんです」
うっ、うっかり聞かなくてよかった。
そういえば「園芸家12カ月」という本にも、園芸家というものは名称をおもんずるってあった。
薔薇みたいな~でひとくくりじゃないもんね。
アイスバーグだとか、パレードだとかちゃんと名称を大切にしなくちゃ、特徴がわからないし、それを疎かにしちゃ園芸家とは言えない。
1時間半、あっという間に終了~あ~~~楽しかった。
学生の頃は、1時間半って長くて苦痛な時間だったけど、興味あることはまだまだ何時間でも聴きたいなぁ。
クレマチスも冬になって枯れ枝のようになった茎を残しておいて春になってそこから芽が出て花が咲くもの、
根元近くまで剪定をして春になると新たな茎が出てきて花が咲くもの、色々あるらしい。
思いつきでクレマチスに手を出すよりも、冬場に枯れ枝を残さずに済むような、枝の更新型のクレマチスを手に入れようではないか!
何処に植えたら映えるのか、とか色も形も良~く吟味してね。
・・・・・ところが~その後、スーパーの花屋さんで見かけた品種も分からないクレマチスを衝動買いしてしまったのでした。

何で?
一重咲きでおしべとかが小さくてシンプルなのが良いって思ってたのに。
うすいピンク色が良いって思ってたのに。
セミナーに出て、少しはお利巧になれたと思ってたのに、やっぱりゾッチャは思いつき型なんだな~
園芸家への道のりは、遠い・・・
さて、月曜日、前日の砂嵐が治りいい天気になった。
この辺は春になると、物凄い風が吹き、乾ききった畑の砂が飛ばされてあたりが見えなくなる。
雪国だったらホワイトアウト、かな。農道で視界をふさがれて止まっちゃう車もいるレベル。
埃だらけの酷い日を病院で過ごすことができて本当にラッキー。
いよいよ夕方にはお迎え、穏やかな日で本当に良かった。
午前中はオープンガーデンに行って楽しい時間をすごした。
午後、病院に電話する。
「あー出掛けてるから、道混むし・・・
いま、何時かな、ああ、5時くらいには・・・
もう入れてあるから。」
「わかりました、5時頃お迎えに行きます。」
すでにキャリーに入れてあって、お帰りの準備はできているけど、外出中なので5時頃に来てくれ、そういうことですね。
5時、病院に着くと、先生がドアを開けてくれる。
大変お世話になりました。
特に心配するようなことはなかったらしい。
「麻酔で体温が下がったから、風邪ひかないように赤外線あててたから大丈夫かな」ですって。
キャリーの中の猫たちは大人しく、小さく小さく縮こまっていた。
そっと手を入れて頭を撫でる。
スイッチが入ったかのように動き出し、鳴き始めた。
お迎えに来たよ〜帰ろうね。
怖かったねぇ、寂しかったねぇ。
よく頑張ったよ。
猫屋敷に着いて、キャリーから出して抱っこ。
キョロキョロ辺りを見回してる。
ほら、いつもの場所だよ。

ん?お前、何か変わってないか?
くんくん?

うーーん・・・
くんくん?
ペロッ。

やっぱ変だよ、シャー!!
そっちこそ、なんでシャーなんだよ。シャー!!
やっぱりね、そんなもんだよね。
でもご飯を一緒に食べてるうちに、なんとな~くうやむやに♪
生まれた時からずっと一緒にいるんだもんねぇ。
留守番してた茶トラ君、夜になるとずっと泣いていたそう。
初めての一人ぼっち、不安だったし、寂しかったよね。
とにかく、みんにゃ、お疲れ様~
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