人間でも、難病指定されているこの病気。
不幸中の幸いというのでしょうか、
きぃちゃんは同じ日に生まれた姉妹でも病気の進行状態が
もんじゅよりも緩やかだったらしく、
多発性嚢胞腎による慢性腎不全の症状は初期~中期の状態でした。
慢性腎不全末期のもんちゃんの治療方針は、いわゆる緩和ケア。
この子の猫生を、ストレスなく快適に、穏やかに過ごさせてあげること。
きぃちゃんの治療方針は、『残っている腎臓の機能を、出来るだけ長持ちさせてあげること』
といってもまあ、多発性嚢胞腎の治療は慢性腎不全の治療が支持療法。
世話人が出来ることは一緒になるのですが(;´∀`)
①療法食への切替
制限した中での良質なたんぱく質とリン摂取の制限。
腎臓病の猫ちゃんは制限された療法食を与え続けることで、そうしなかった場合の食事をしつづけた猫ちゃんたちの3倍、長く生きることができるとのデータがあるらしいです。
②ラプロス・サプリの投与。
上記の①とかぶる内容だとおもいますが、リンの吸着剤(我が家ではカリナールコンボ)は有効らしいです。
お薬は、2017年から販売された腎臓病の治療薬ラプロス。IRISステージ2~3の猫ちゃんたちに特に有効とされているとか。このお薬、血圧の降圧剤の機能もあるんですね。
③皮下輸液。
自宅での皮下輸液。何が何でも皮下輸液。輸液翌日は嘘みたいに元気になるので、私的にはこれが一番効果あると思っています。
すべて、もんじゅと同じ内容なのですが、輸液の頻度はきぃちゃんは十日に一度。もんじゅは一日~二日おきに一度の輸液を自宅で行っています。
そして、この①、②、③を行ったきぃちゃんの反応なのですが。。。
① 療法食、大好き。
もともと、もんちゃん用に与えていた療法食フードを横取りするほどのお気に入り。(-_-;)
②ラプロス:おやつと一緒に、パクリ。
サプリ :ウェットフードに混ぜ込めば問題なく完食。

③皮下輸液。
え、この子にも自宅で輸液???
元気いっぱいで、逃げ回ることが容易に想像できる、わがままやんちゃ娘に点滴・・・。
おっとりタイプのもんじゅと違い、キロロの気性は激しい部類に入ります(´・ω・`)
これは保定係(連れ合い)、血をみるな、と。
ちょっとばかしワクワクし・・否、どきどきしていたのですが。
結果。

お気に入りの連れ合いのお腹の上で、大人しく輸液完了。
きぃちゃん、優等生説。
簡単に行き過ぎていささか拍子抜け(笑)
いやいや、どうか、どうかこのままの調子で、これからもよろしくお願いします! キロロ様!!

『あら、あたし、いつもおりこうさんよ?』
最近のコメント