ついに捕獲当日。
前日夜より弱い雨でした。
とはいえ捕獲開始予定時刻からは晴れる予報にひと安心。
この日は捕獲開始まで特に何もしない予定だったのですが、
ちょっと欲しいものもあり、夫実家の水道の修理に同行することに。
まずは朝に石松にしっかりご飯を食べさせないと。
(石松は前回去勢済みなので、捕獲器に入らないように)
そう思って小雨の降る庭を眺めていると普段は夕方から夜にくるおかわりちゃんの姿が。
これがおかわりちゃん。
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この子は前回捕獲し損ねた子で、確認できている中で唯一の雌猫。
1度ご飯の準備を目撃してからというもの、私の姿を確認するとニャッニャッと催促をするようになり、
そのうち支度をする私にすり寄るようになり、食事中やすり寄ってきたときは写真のように抱き上げることができるようになった子。
今回の最優先捕獲対象、正直彼女が捕獲できなければ今回のTNRは失敗といっていいほどです。
なのでご飯は出さずに無視。
ちゃんと夕方にこいよ~と念じて見送りました。
ところがそろそろ家を出ようという10時過ぎ、再び彼女がやってきました。
最近我が家にやってくるのが2、3日おきのおかわりちゃんが変な時間に続けて姿をあらわしたことになんとなく予感がした私。
もしかしたら、もう今日はこないのではないか。
うちの小町は賢い子で、風呂あがりに遊んでやると毎日同じタイミングで遊びに誘ってきます。
そして数日それにのらないと誘わなくなります。
なので、おかわりちゃんも目があってるのに無視したらもうご飯をもらえないと思ってしまうんじゃないかって気が(^_^;)
ちょっとだけ食べ物を出しつつなでなで。
夫が室内から見つめても逃げる気配もなく、どうしようと唸っていると、
なんと夫の差し出したにぼしを食べ始めたと。
これはもう1発勝負に出るしかないと、夫に足止めをお願いしつつ、
室内のみんにゃが使った1段ケージを玄関に設置。
夫に室内のドア閉めと玄関の解放をしてもらって人力で捕獲しました。
写真のように抱き上げて、けして離さず、でも驚かせないようにぎゅっとしないように…息をとめて玄関に回りました(笑)
ケージに入れるまではあっけにとられた様子のおかわりちゃんでしたが、天井をつけたら少々ジタバタ。
それでも布を被せて暗くしてやるとおとなしくなってくれました。
\にゃーん…/
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(写真は後で捕獲器に移動してもらった後の写真です。)
ひら猫のKさんに連絡をして、報告&その後の指示をあおぎました。
「やったね、執念だね~😄」と言っていただけて、
触られるのになれさせるのはとか、失敗して寄り付かなくなったらとか、
間に合わず妊娠してしまったらとか、色々考えていたことが浮かんできたり、早々に目標達成したことに安堵感がわきあがったり。
若干気が楽になりながら夫の実家にいけました(笑)
そこでの作業は割愛して夕方。
ひら猫の皆さんが餌場に到着して、私は捕獲器をお借りしに現場へ。
すると捕獲メンバーの中にみずきが我が家に来るまで手塩にかけて育ててくださってたHさんが。
軽くご挨拶とみずきの出来物の話、時間があればみずきに会っていって欲しいとお話しして帰宅。
ほんとはつもる話も、ひら猫の皆さんの作業の様子の見学もしたかったのですが、
石松の夕飯と自宅での捕獲器の設置もあったので早々に失礼しなければならなかったのが残念。
1度目にしっかり覚えたとおりに捕獲器の支度をしながら石松に夕飯を。
ところが…
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…石松が捕獲器にごそごそ(´Д`)
ほんの一月前に入ったばかりというのになんでしょう。
結局このときは追っ払ったのですが、この後22時半過ぎにしっかり捕獲器に入りました。
まったくぬか喜びさせて!(^_^;)
夕方から夜にかけて捕獲器に入ったのはこの子。
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最近よく来ていた若そうな子。
性別はわかりませんでしたが男の子で、獣医さん曰く、黄疸がひどいそうで、
内蔵疾患か伝染病の可能性があると。
外猫のシビアなリアルは理解はしていますが、実際そういう子を見るときゅっとなりますね。
せめて我が家で腹一杯飯を食っていってほしいな。
たまにこの子とつるんでる子が女の子っぽくて、そっちの子の方が気になっていたのですが、
その子は姿も見せず…見た限り妊娠の兆候はなかったので、またがんばります。
そして日も沈み、餌場の捕獲が終了。
我が家で捕獲できた子も連れて行っていただきます。
明日の話もしている間に、Hさんにみずきに会っていただくことに。
みずきはこたつの中にいて、ももももっと逃げていったようですが、
「もともと警戒心の強い子だったからなぁ~」と笑顔で話してくださって、
喜んでいただけてたらいいなぁーと思いつつ皆さんをお見送り。
私はその後日が変わるあたりまで粘ってもう一匹捕獲。
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この子は餌付け当初から我が家に来てて、前回は入らなかった子です。
毛色、体格の通り男の子。
翌日編に続きます。
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