うちの周りでも、不審者情報が回ってきています。
女の子だけでなく、どう言う意図があってなのか分かりませんが、高学年の男の子が公園で知らない男性にズボンを下される案件もありました。(男の子はすぐに抵抗して逃げたそうです)
ですので、決して人ごとではありません。
学校でも今回の事件を経て、改めて不審者への対応の仕方。逃げ方。何かあったら、必ずすぐに先生や親に言うこと。通学路上に点々とある、子ども100番の家(何かあったら、子どもが駆け込むように、事前にお願いされている方のご自宅)の場所の確認等がなされた様です。
元々、低学年は集団下校ですが、高学年の子も、できるだけ一人では帰らないように指導が出ています。
そこで三男が、聞いてきました。
「なんで、そんな悪いことをする人がいるの?」
「世の中には、人に迷惑をかけてでも。それこそ犯罪を犯してでも、自分のやりたいことを押し通してしまう人もいる。どの人がそういう人なのかは分からないから。だから、警戒しなくちゃいけないんだよ。」
「人間だけでなくて、猫さんとかみたいに、人間よりも弱いものに限って痛めつけたり殺したりする人もいるんだよ。」
と言ったら、
「猫も!?こんなに可愛いのに?」
弱いものをいじめる事。また、それを見て、心を満たす人もいるから。
と伝えると、
「世の中には悪い人もいるんだね・・・。」と、ショックを受けていました。
中学生の上の子達は、そりゃあいい人もいれば悪い人もいるよ。と、割り切っているようですが、まだ10歳の三男にとっては今回のことは、より一層ショックだった様子です。
そうなんだよね。
世の中には、いい人もいっぱいいるけれど、悪い人もいるから。
悲しいことだけど、大勢で帰ったり、何かあったらとにかく逃げたり。自分の身を守らないとね。
お母さん達も、あなた達の安全を見守っているんだよ。
私が働いている保育園で以前、60代くらいの男性が立ち止まり、目を細めて園児達を、園の隣に流れている川越しに眺めていらっしゃいました。
おそらく、表情から察するに、園児さん達の可愛らしい様子を微笑ましく見ていらっしゃったのでしょう。
けれども、不審者情報が出ている状況でしたので、即座に全園児さんを室内に戻し、ホールに集めて鍵とカーテンを閉めるように指示が出ました。
男性は、バツが悪そうに去っていかれました。
子どもを守る立場ですので、常に警戒をしなくてはならない。
猫さんの里親探しも、きっと同じなんだろうな。と思います。
いい人もいれば、悪い人もいる。
猫を大切にする人もいれば、猫に虐待をする人もいる。
お互いに面識がない場合、嫌でも。やりたくなくても、一部の異常な行動を取る人がいる限り、まずは疑わなければならない世の中。
疑われる方だけでなく、疑わなくちゃいけない方も、辛いですね。
最後に。
小学二年生のお子様の、ご冥福をお祈りいたします。
追いかけごっこ中。
隠れているつもりのユキと、出待ち中の茶々
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