柚の香が漂う

2008年2月18日(月) 2008-02-18T22:29:00+09:00 316 / 2

我が家の愛猫は「柚香」と言います。
名前の由来は簡単、私が柚の匂いが好きだからというもので。
しかしながら、「ユズ」が愛称となっている今、本人（猫）が自分の本名がユズ「カ」だと覚えているのかいないのか。

当時勤めていた動物病院に「庭で猫が子供を産んだんです」と患者さんがやってきて。

余りの可愛さに一目惚れ。

当時の我が家は自称猫嫌いな両親の頑固な反対で動物を飼うのは絶対禁止を言い渡されていました。
しかし、病院勤務が始まってから頻繁に「飼うー飼いたいー。仕事していく中で大切なんだー」と訴えて居た事と。ちょくちょくと職場に・・・・・悲しい話ですが捨てられていく動物達がいて。
「（病院で預かれない時は）連れてくるからね！」と繰り返して、実際に子猫を預かっていた時の母の反応を見て。

事　後　承　諾　決　行　。


その結果は。
最初の1週間こそ、「あんたの部屋から出すな！」と言い渡されていた筈が。
次の2週間目は帰宅すると居間に猫がいて。
「（同居していた）おにーちゃんがうるさいって怒るんだもの」
そしてその次の週には。


[メール送信]

22:00
件名 : 母へ
本文 : まだ仕事終わらない。これから手術、遅くなる。

[メール受信]

22:00
件名 : Re:母へ
本文 : 今日お昼にユズといっぱい遊んで、一緒に昼寝したからご飯つくりたくなーい。



ははーーーーー！！！！！



そんな我が家。



さて、最近私が思う事は。

「この子が亡くなったら私は１００％ペットロスになるだろう」
というもの。
病院で働いていて死を目の当たりに見ていたって、亡くなる時はどうしようもないぐらいに悲しい。これがもし最愛の猫だとしたら私は自我が保てないぐらいにペットロスになるんじゃないか、と。

母に言わせても「あんたねこっかわいがりしてるからなるでしょ」と既に未来予想図がはっきりと。

そんな不安を同僚の獣医師に話してみました。


K獣医師 「私もそうだと思ったから、別の子を飼ったよ」
K獣医師 「そしたら1匹も2匹も同じでさ」
私「2匹目飼い始めると3匹以降も同じだって聞きますよね」

K獣医師 「今じゃ毎年1匹ずつ増えてる」

先生、それは飼い過ぎ。
でも本格的に2匹目を迎え入れようかと思案してしまった今日の出来事。